9月7日(金)■『ECB理事会結果発表明けでの影響』と『米国の雇用統計の発表』、そして『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ECB理事会結果発表明けでの影響』と『米国の雇用統計の発表』、そして『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)貿易収支
・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
・19時00分：独)鉱工業生産
・21時30分：加)失業率/雇用ネット変化
・21時30分：加)住宅建設許可
・23時00分：加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・24時25分：加)カーニーBOC総裁の発言
・週末要因
・ECB理事会結果発表明けとなる点
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・欧州債務問題への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、週末金曜日でECB理事会結果発表明け。

米国の経済指標は、雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週の為替相場は、昨日の市場でリスク選好の流れが加速し、ドル売り・円売り・欧州通貨＆資源国通貨買いの方向に大きめに動いている。

本日は、なんと言ってもECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見明けでの影響と米国の雇用統計の発表に注目が集まりながらも、引き続き米国の追加金融緩和への思惑と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が重要となる。
また、週末要因やポジション調整などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・10時30分：豪)貿易収支
→発表での影響は非常に大きい

・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での影響は非常にまずまず

・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表での影響は非常にまずまず

・19時00分：独)鉱工業生産
→欧州タイムで動くキッカケとして注視

・21時30分：加)失業率/雇用ネット変化
→発表での影響は非常に大きい

・21時30分：加)住宅建設許可
→発表での影響は非常にまずまず

・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
→本日の米国の注目イベントはこれのみ。言わずと知れた金融市場のビッグイベントであり、その発表に全てがひれ伏す。発表後の大きな変動や流れを狙いたい

・23時00分：加)Ivey購買部協会指数
→発表での影響は非常にまずまず

・24時25分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第


9月3日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼9月3日(月)が米国の祝日で休場となる点
▼9月・月初め要因
▼9月6日(木)にECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見
▼9月7日(金)に米国の雇用統計が発表
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州債務問題への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国の雇用統計が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向

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9月7日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・週末金曜日 ・ECB理事会結果発表明け
08:30		豪)AIG建設業指数	×	-	32.6
10:30		豪)貿易収支	◎	-3.00億	+0.09億
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数]	×	93.2	94.1
				91.6	93.2
14:45		ス)失業率	△	2.8%	2.7%
15:00		独)貿易収支	×	+153億	+179億
		独)経常収支	×	+135億	+165億
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+1.5%	-2.5%
				-2.7%	-4.3%
		↑・製造業生産高 [前月比/前年比]	○	+1.8%	-2.9%
				-2.4%	-4.3%
		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.2%	±0.0%
				+1.9%	+1.7%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		±0.0%	±0.0%
				+1.2%	+1.3%
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	±0.0%	-0.9%
				-3.0%	-0.3%
21:30		加)失業率	◎	7.3%	7.3%
		↑・雇用ネット変化		+1.00万人	-3.04万人
		加)第2四半期労働生産率	△	-0.2%	+0.1%
		加)住宅建設許可	○	-1.0%	-2.5%
		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	SS	+13.0万人	+16.3万人
		↑・失業率		8.3%	8.3%
23:00		加)Ivey購買部協会指数	○	59.0	62.8
		英)NIESRGDP予想	△	-	-0.2%
24:25		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米国の雇用統計発表での変動と週末に向けた流れ狙い

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米国の雇用統計発表での変動と週末に向けた流れ狙い

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