本日の為替相場の焦点は、『BOJ金融政策結果発表絡みでの影響』と『欧州債務問題への思惑』、そして『金融市場のリスク許容度』や『米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・07時45分:NZ)第2四半期経常収支
・翌7時45分:NZ)第2四半期GDP
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・09時50分:豪)ケントRBA総裁補佐の発言
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
・17時30分:英)BOE議事録(9月5日・6日開催分)
・フランスがEU新財政協定批准法案を議会に提出
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→アドビ・システムズ、他
・日本の追加金融緩和への思惑(本日にBOJ金融政策結果発表)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見とBOE議事録(9月5日・6日開催分)が行われる。
その他、フランスがEU新財政協定批准法案を議会に提出する点も重要。
米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数と中古住宅販売件数に注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル売り・ユーロ買いの流れが加速。独連邦憲法裁判所によるESMと新財政協定の承認やFOMCでの追加金融緩和策の発表でその流れは更に強まった。
週明けの為替相場は、先週の大きな変動に対する反発・調整が主体となっている。
本日は、引き続き米国の追加金融緩和観測と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が焦点。
また、直近で加速し、今週に入って調整しているドル売り・ユーロ買いの流れの行方が重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第2四半期経常収支
→発表での影響は非常に大きい
・09時50分:豪)ケントRBA総裁補佐の発言
→言及次第
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→追加金融緩和への思惑で大きく変動しやすい
・17時30分:英)BOE議事録(9月5日・6日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第。ただ、大きな変動につながりやすい
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
→2つの時間に2種類の経済指標の発表が行われる。いずれも注目度及び影響度が非常に大きい。発表での変動もモチロンだが、先週加速して、今週に入って調整入りしているドル売り・ユーロ買いの流れがどうなるかに注目
・翌7時45分:NZ)第2四半期GDP
→発表での影響は非常に大きい
9月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の追加金融緩和への思惑(直近は期待ヨリ)
▼日本の追加金融緩和への思惑(19日にBOJ金融政策結果発表)
▼欧州債務問題への思惑(直近は緩和ヨリ)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
9月19日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・フランスがEU新財政協定批准法案を議会に提出 ・米国の主要企業の決算発表→アドビ・システムズ、他 |
||||||||||||||
07:45 | NZ)第2四半期経常収支 | ◎ | -16.20億 | -13.10億 | ||||||||||
08:15 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック先行指数 | △ | - | +0.5% | ||||||||||
09:50 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
||||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | - | 92.8 | ||||||||||
- | 91.8 | |||||||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+5.0% | +4.9% | |||||||||||||
17:30 | 英)BOE議事録(9月5日・6日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
18:00 |
欧)建設支出 [前月比/前年比] |
× | - | -0.5% | ||||||||||
- | -2.8% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.8% | +1.9% | ||||||||||
+7.2% | +8.3% | |||||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +11.1% | |||||||||||
21:30 | 米)住宅着工件数 | AA | 76.7万件 | 74.6万件 | ||||||||||
↑・建設許可件数 | AA | 79.6万件 | 81.2万件 (81.1万件) |
|||||||||||
22:45 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)中古住宅販売件数 | AA | 456万件 | 447万件 | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +199.4万 | ||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.4% | +1.1% | ||||||||||
+2.4% | +2.4% | |||||||||||||
翌 08:00 |
米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
|
基本様子見も、金融政策結果発表後に下落が加速するようであればショートで
調整終了待ち
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)