本日の為替相場の焦点は、『米・追加金融緩和観測』と『欧州債務問題への思惑』、そして『金融市場のリスク許容度』や『ドル売り・ユーロ買いの流れの継続』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)第2四半期経常収支
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・翌7時45分:NZ)第2四半期経常収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・10時30分:豪)RBA議事録(9月4日開催分)
・米国の主要企業の決算発表→フェデックス、他
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・日本の追加金融緩和への思惑(19日にBOJ金融政策結果発表)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、RBA議事録(9月4日開催分)が行われる。
米国の経済指標は、第2四半期経常収支と対米証券投資に注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル売り・ユーロ買いの流れが加速。独連邦憲法裁判所によるESMと新財政協定の承認やFOMCでの追加金融緩和策の発表でその流れは更に強まった。
週明けの為替相場は、調整が主体となっている。
本日は、引き続き米国の追加金融緩和観測と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が焦点。
また、直近で加速しているドル売り・ユーロ買いの流れが継続するかどうかが重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA議事録(9月4日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第だが、おおきな反応へのキッカケになりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表での影響は非常に大きい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→ドイツのものがメイン。発表での影響は非常に大きい
・21時30分:米)第2四半期経常収支
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
→2つの時間で2種類の経済指標。どちらの指標も注目度及び影響度はまずまず。発表は変動のキッカケに過ぎない可能性。先週末に加速したドル売り・ユーロ買いの流れが継続するのかどうかが一番重要
・翌7時45分:NZ)第2四半期経常収支
→発表での影響は非常に大きい
9月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の追加金融緩和への思惑(直近は期待ヨリ)
▼日本の追加金融緩和への思惑(19日にBOJ金融政策結果発表)
▼欧州債務問題への思惑(直近は緩和ヨリ)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
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9月18日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→フェデックス、他 | ||||||||||||||
10:30 | 豪)RBA議事録(9月4日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
12:00 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.1% | ||||||||||
+2.5% | +2.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +2.2% | +2.3% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.1% | |||||||||||
+3.1% | +3.2% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +3.0% | +3.2% | ||||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | -20.0 | -25.5 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | -21.2 | |||||||||||
21:00 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)第2四半期経常収支 | BB | -1250億 | -1373億 | ||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +275億 | +93億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +167億 | ||||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 38 | 37 | ||||||||||
未定 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期経常収支 | ◎ | -16.20億 | -13.10億 | ||||||||||
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日本の追加金融緩和期待、米長期金利の上昇を見込んでの、ロングヨリ
調整入りに要注意。上昇の継続をシッカリ見極めて判断
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