昨日のアジア時間では株安が進んだこともあり、リスク回避の観点からユーロ売り圧力が高まって、ユーロドルは1.29台の前半まで軟化した。しかしアジア時間の午後からは株価が切り返してくると同時に、ユーロも買い戻され、欧州序盤にはユーロドルは1.29台の中盤まで値を戻した。
ここは先週来の私の勝手に考えているユーロドルの売りゾーンではある。そこで逆張りになるが、1.2975で売り注文を出した。多分に苦戦するだろうことは予想される。しかし買い戻しの損切り注文を1.3005に出しておけばよいと思うと、機械的に処理すればよいだけなので、楽チンだとも言える。上のストップ注文がつくまでは、しばらくこれを繰り返すだけにしよう。
塩梅よく1.2975で売れて、あまりアゲインストにも持っていかれずにアメリカのイベントの時間を迎えた。シティ銀の決算は予想よりも少しだけ良くて、グローベックスの米国株は上がったが、むしろドル買いの側面が強いせいか、ユーロドルはさがった。また21時半の小売売上高も予想を上回ったが、リスクテークとなってユーロ買いにはならずに、ドル買いが強まった。
私としては完全な逆張りポジションを作ったつもりなので、あまり下攻めを想定していなかった。1.2950まで下がってくれればよい程度に考えていたのだが、その水準をも下回ってきた。とりあえずコストの1.2975までロスカットレベルを下げて、ニューヨーク市場での動きをウオッチする。
日付けが変わる前に1.2930を下回る場面もあったが、すぐに1.2950アッパーに持ちあげられた。グロベックスセッションとうって変わって弱めに始まった米国株だったが、それが切り返してきたのでリスク許容度が増大したからだろうか。ユーロクロスも上がってきたので、今日のユーロの下げはここまでだろうと思ってすぐに買い戻した。
昨日はギリシャの国債利回りが去年の夏くらいのレベルまで下がったりして、ユーロ圏の信用不安についての楽観的な観測もあった。先週の後半からユーロは強めに推移しているのだが、ユーロドルが完全に1.3000の大台に乗せきってこないと本格的なユーロ買いの相場にはなりづらそうである。
ドル円が堅調さを強めている。今日も含めて日足で見ると、4本連続で陽線が立っている。一日当たりの値動きは小さいのだが、着実に上がってきて、再び79円台をトライしようとしている。しかし8月の高値が79.64であり、9月に至っては79円台に乗せても、それがやっとという感じで何度も止められている。
どうも聞けば輸出勢の売りインタレストが多いのは当然として、機関投資家などからのまとまった売り物も山積しているという。私としてはあまり興味の沸かないドル円であるが、79.10などを付けてきたら、ちょっとでも売ってみようかと考えている。もちろん以前のままオファーが残っているという保証はないが、79.35あたりで損切れば問題はないだろう。
今晩は20時台にゴールドマン・サックスの決算発表がある。これも数字が出る前に期待を集め、予想通りならば米国株オープンまで動かないという最近のパターンになりそうだ。決算に関してはニューヨーククローズ以降に出てくるインテルやIBMのほうが影響は大きそうだ。なんといってもハイテク関連は業績見通しを引き下げている会社が多いのだ。
日本時間 16時30分
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