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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

白川総裁、最後の会合はノーインパクト、
英中銀の会合でさらなるポンド安も

2013年03月07日(木)17:30公開 (2013年03月07日(木)17:30更新)
持田有紀子

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 連日で世界的に株価上昇を見る中、為替相場ではどうも思い切りのよいリスクテークの展開にならない。ドル円やユーロ円の上げが鈍いのだ。ロングを作っても、上げるスピードは遅く、結果的に上がるにしても時間がかかることが多くなった。その中で最近はドルの独歩高の傾向が強まってきている。昔はリスクテークでユーロやポンドも喜んで買われていたのに、昨今はドル買いの強まりでユーロドルやポンドドルは下落傾向を鮮明にしている。

 株高はアベノミクスによる日本株だけにとどまらず、欧米も高い。ドイツのDAX指数などは8000ポイントを目指す勢いだ。8000といえばDAX指数のダブルトップを形成している場所だ。2000年のITバブルのとき、そして2006年のアメリカの住宅バブルのときだ。9.11テロやサブプライムショック、そして欧州の信用不安で落ちこんだ株価が、また元の最高値圏まで戻ってきたのだ。この状況は米国株も同じである。ダウ平均はすでに歴史的な高値を更新してきており、S&P500指数もあと40ポイントほどの水準にまで急接近している。

 こうした株高に合わせてリスクテークとなり切っていないものの代表がコモディティ価格であろう。原油価格などは下げ基調に入っているといってもよい。リスク許容度は確実に増しているのに、むしろ景気過熱感からくる利上げ期待が大きくなってきて、それによるドル高効果が段々と現れてきて、それがコモディティプライスを押し下げているといえるだろう。

 とにかく株価、原油価格などの動きがチグハグなので、為替相場でも方向感がつかみにくい。ドル円が上がり出したら、やっぱり上昇トレンドかと思って買ってみても、半日も持たずに下がってきたりする。外部環境の変化を見ながら、それに合わせいけないのがちょっと苦戦を強いられるところだ。

 昨日はドル円が94円台を回復するまで上昇した。ユーロドルは1.29台に下がっているので、純粋なドル買いよるものである。前日の大幅な株価上昇にも関わらず、ドル円があまり動かなかったのとは対照的であった。材料がADP指数という、週末にひかえた雇用統計に直接結びつくものであったからかもしれない。

 それでもG20を通過してみるとドル円は94円台がひとつの上限として意識されだしているためか、それ以上の上値攻めはなく、今日のアジア時間ではいよいよ落ちてきて、93円台の後半で定着している。白川総裁の最後の決定会合だったが、何も新奇な政策が出るはずもなく、マーケットにはノーインパクトだった。

 問題は欧州の金利会合である。とくにイギリスは利下げも含めて議論される可能性があり、実際に利下げともなると最近のポンド安の流れをいっそう加速させることになりそうだ。ポンドドルの1.46台くらいはあってもおかしくはない。一方でECBはさすがに何もしないであろう。ユーロ相場にとって波乱はなさそうだ。

日本時間 17時00分
 


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