本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『ECB理事会結果発表』、そして『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』や『ドル売りが優勢な地合いの行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)貿易収支
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時05分:加)カーニーBOC総裁の発言
・08時50分:日)BOJ議事録公表(4月3日・4日開催分)
・10時30分:豪)第1四半期輸入物価指数
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
・17時30分:英)建設業PMI
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分:加)貿易収支
に注目が集まる。
これら以外では、
・『FOMC政策金利&声明発表』明けでの影響
・米国の主要企業の決算発表→AIG、GM、その他
・明日に『米国の雇用統計の発表』を控える点
・ドル円の100円トライ失敗後の行方
・ドル売りが優勢な地合いの行方
・主要な株式市場の動向(欧米が主体)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の金融政策への思惑(FOMC結果発表明け)
・欧州の金融政策への思惑(本日にECB理事会結果発表を控える)
・米国の長期金利の動向
・日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
・欧州債務問題への思惑
・キプロス問題での影響
・米国の主要企業の決算発表が本格化
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。
★★★
『FOMC政策金利&声明発表』明けで、BOJ議事録公表(4月3日・4日開催分)とECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と貿易収支がメイン。
その他、第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は100円間近で底堅く揉み合っていたが、週末の日銀の金融政策決定会合後に大きく下落した。ユーロドルは上下に振れたが結局はイッテコイとなった。
今週の為替相場は、ドル円は先週末の100円トライ失敗で調整が主体となって下落し、ユーロドルはドル売りヨリの流れが優勢で上昇している。昨日の FOMC結果発表では発表直後に大きめに動いたものの、ドル円もユーロドルも結局は元のレベルに戻して、その後は方向感なく推移している。
本日の為替相場は、『FOMC政策金利&声明発表』明けでの影響と『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』での影響に最大限の注意を払いながら、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、ドル円の100円トライ失敗後の行方、ドル売りが優勢な地合いの行方に注目したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日に『米国の雇用統計の発表』を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時05分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
・08時50分:日)BOJ議事録公表(4月3日・4日開催分)
→内容次第で大きく動くきっかけになりやすい。要注意
・10時30分:豪)第1四半期輸入物価指数
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での影響は大きめ
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
→注目度はなかなか。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい為、注意
・17時30分:英)建設業PMI
→発表での影響はまずまず
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
→0.25%の利下げが予想されており、実際にどうなるかに注目。あとは21時30分からの総裁の記者会見に注目が移るだろう
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分:加)貿易収支
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)貿易収支
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
→明日に米国の雇用統計発表を控えて、雇用関係を中心に経済指標に反応しやすくなっているが、一番の注目はドラギECB総裁の記者会見での発言内容。発言の内容は徐々に明かされていくため、その度に上下しやすく、この時間帯のトレードは難しいかもしれない
●●4月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼日本がゴールデンウィーク入りとなる影響
▼今週に、BOJの議事録とECBとFRBの金融政策の発表
▼5月3日に、米国の雇用統計の発表
▼5月1日に、FOMC結果発表
▼5月2日に、ECB理事会結果発表
▼ドル円の100円トライ失敗後の行方
▼4月の月末要因・5月の月初め要因
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末の米雇用統計が中心)
▼米国の金融政策への思惑(5月1日にFOMC結果発表を控える)
▼欧州の金融政策への思惑(5月2日にECB理事会結果発表を控える)
▼米国の長期金利の動向
▼日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
▼欧州債務問題への思惑
▼キプロス問題での影響
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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5月2日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『FOMC政策金利&声明発表』明け ・米国の主要企業の決算発表→AIG、GM、その他 ・明日に『米国の雇用統計の発表』を控える |
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07:05 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録公表(4月3日・4日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
10:30 | 豪)第1四半期輸入物価指数 | ○ | -0.5% | +0.3% | ||||||||||
↑・第1四半期輸出物価指数 | +4.5% | -2.4% | ||||||||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +1.0% | +3.1% | |||||||||||
+13.6% | +12.8% | |||||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【改定値】 | ○ | 50.5 | 51.6 | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | △ | 49.0 | 48.3 | ||||||||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 47.9 | 47.9 | ||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 46.5 | 46.5 | ||||||||||
17:30 | 英)建設業PMI | ○ | 48.0 | 47.2 | ||||||||||
20:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 | C | - | +30.0% | ||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利下げ 0.50% |
0.75% 据え置き |
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21:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
加)貿易収支 | ○ | -7.0億 | -10.2億 | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 34.5万件 | 33.9万件 | |||||||||||
米)貿易収支 | S | -423億 | -430億 | |||||||||||
米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】 | A | +1.0% | -1.9% | |||||||||||
↑・単位労働費用【速報値】 | +0.7% | +4.6% | ||||||||||||
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明日に米国の雇用統計を控えて、レンジを抜けるまで様子見
本日にECB理事会結果発表を控えて、政策金利&声明発表及びECB総裁の記者会見での変動とその方向性で臨機応変に
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