本日の為替相場の焦点は、『「バーナンキFRB議長の議会証言」及び「FOMC議事録公表明け」での影響』と『主要な株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外では、
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時30分:英)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
・26時30分:独)バイトマン独連銀総裁の発言
・28時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
・翌7時45分:NZ)貿易収支
への注目度が高い。
これら以外では、
・米国の10年物インフレ連動債入札
・『日銀金融政策決定会合結果発表』明けでの影響
・『バーナンキFRB議長の議会証言【経済見通しについて】』明けでの影響
・『FOMC議事録公表(4月30日・5月1日開催分)』明けでの影響
・ドル買いが優勢な流れの行方
・ドル円の100円上抜け後の動向
・主要な株式市場の動向(先進国の株式市場が軒並み上昇中)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
・米国の長期金利の動向(国債市場の入札状況や利回り)
・日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
・金融当局者や要人による発言
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り)
・欧州各国の国債市場の動向(入札状況や利回り)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
昨日に、直近で大きな焦点となっていた日銀金融政策決定会合結果発表、バーナンキFRB議長の議会証言、FOMC議事録公表のイベントを消化した。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と新築住宅販売件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、米国の量的緩和[QE]早期解除観測が台頭して、ドル買いが優勢な流れが加速、ドル円は上昇傾向、ユーロドルは下落傾向が加速した。
今週の為替相場は、週明けから、米国の株式市場の動向や米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響で、ドル売り地合いとドル買い地合いが入れ替わって大きめに上下した。
また、昨日のNY市場でのバーナンキFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表のイベント消化後は、ドル買いヨリに傾いている。
本日の為替相場は、バーナンキFRB議長の議会証言、FOMC議事録公表明けでの影響に最大限注視しつつ、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響、金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向(国債市場の入札状況や利回り)などにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
→注目度及び影響度は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい為、特に注意
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
→発表での影響は大きめ
・17時30分:英)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
→発表での影響は大きめ
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
→内容次第
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→2つの時間に2種類の経済指標。どれも注目度も影響度も大きく、また直近で経済指標での金融市場の反応が大きくなっているため、特に注意
・26時30分:独)バイトマン独連銀総裁の発言
→言及次第
・28時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第も、ECBの金融政策への思惑が高まっており、ユーロが動くキッカケになりやすい
・翌7時45分:NZ)貿易収支
→発表での影響は大きめ
●5月20日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼バーナンキFRB議長の経済見通しに関する議会証言(22日)
▼4月30日・5月1日分のFOMC議事録の公表(22日)
▼日銀金融政策決定会合結果発表(22日)
▼ドル買いが優勢な流れの行方
▼ドル円の100円上抜け後の動向
▼資源国通貨売りが優勢な流れの行方
▼主要な株式市場の動向(先進国の株式市場が軒並み上昇中)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
▼米国の長期金利の動向(国債市場の入札状況や利回り)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り)
▼欧州各国の国債市場の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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5月23日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『日銀金融政策決定会合結果発表』明け ・『バーナンキFRB議長の議会証言【経済見通しについて】』明け ・『FOMC議事録公表(4月30日・5月1日開催分)』明け |
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10:45 | 中)HSBC製造業PMI【速報値】 | ◎ | 50.4 | 50.5 (50.4) |
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14:00 | 日)金融経済月報・基本的見解 | △ | - | - | ||||||||||
16:30 | 独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.0 | 49.6 | ||||||||||
独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 48.5 | 48.1 | |||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 47.2 | 47.0 | ||||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 47.0 | 46.7 | |||||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+0.6% | +0.6% | |||||||||||||
↑・第1四半期個人消費【改定値】 | +0.3% | +0.2% (+0.4%) |
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19:05 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | S | 34.5万件 | 36.0万件 | ||||||||||
21:50 | 欧)クーレECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 | ◎ | 5.00% 据え置き |
5.00% 据え置き |
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22:00 | 米)住宅価格指数 | C | +0.8% | +0.7% | ||||||||||
23:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -21.8 | -22.3 | ||||||||||
米)新築住宅販売件数 | AA | 42.5万件 | 41.7万件 | |||||||||||
26:00 | 米)10年物インフレ連動債入札 | BB | - | |||||||||||
26:30 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
28:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | +4.80億 | +7.18億 | ||||||||||
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