本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『明日にドラギECB総裁の発言を控える点』や『週末に米国の雇用統計を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【確報値】/単位労働費用【確報値】
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
への注目度が高い。
米国以外では、
・10時30分:豪)第1四半期GDP
・11時00分:日)安倍首相の発言【成長戦略第3弾】
・17時30分:英)サービス業PMI
・18時00分:欧)小売売上高
・21時30分:加)住宅建設許可
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・安倍首相が成長戦略第3弾を発表
・米国の週間原油在庫の公表
・明日に『BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表』を控える点
・明日に『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える点
・週末に『米国の雇用統計』を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑(金融政策)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
5日の五十日で、安倍首相による成長戦略第3弾や米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表日。
米国の経済指標の発表は、ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がメイン。
その他、複数の経済指標の発表がある。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、世界の株式市場が軟調となったことでリスク回避の流れが強まって、ドル円は大きく下値を試し、ユーロドルは上値を試した後に軟調となった。
今週の為替相場は、ドル円は下値を試した後反発して揉み合いに、ユーロドルは上昇後に揉み合いとなり、昨日の相場では大きな方向感は出なかった。
本日の為替相場は、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑、金融市場のリスク許容度、米国の国債市場と長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑などに最大限の注意をしたい。
その他、安倍首相が成長戦略第3弾や注目度の高い米国の経済指標、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、明日に『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』、週末に『米国の雇用統計』を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)第1四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・11時00分:日)安倍首相の発言【成長戦略第3弾】
→内容と相場の気分次第
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)小売売上高
→欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【確報値】/単位労働費用【確報値】
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→4つの時間に5種類のイベントが行われる。ADPとISM非製造業がメ インで注目度も発表での市場影響度も非常に大きくなる可能性が高い。ベージュブックはその内容と相場の気分次第か。直近で、米国の量的緩和[QE]早期解 除への思惑もあり、米国の経済指標への注目度及び影響度が更に高まっているため、株式市場への影響をも含めた発表での動きに注視したい
■6月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリアと英国とユーロ圏の金融政策の発表
▼6月の月始め要因
▼安倍首相が成長戦略第3弾を発表
▼米中首脳会談の開催(7日・8日)
▼6日にECB金融政策結果発表
▼週末に米国の雇用統計の発表
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑(金融政策)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末の雇用統計が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼欧州債務問題への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の金融政策への思惑
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6月5日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・5日の五十日 ・安倍首相が成長戦略第3弾を発表 ・明日に『BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表』を控える ・明日に『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える ・週末に『米国の雇用統計』を控える |
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08:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 44.1 | ||||||||||
10:30 |
豪)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.7% | +0.6% | ||||||||||
+2.7% | +3.1% | |||||||||||||
11:00 | 日)安倍首相の発言【成長戦略第3弾】 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMII【確報値】 | × | 49.8 | 49.8 | ||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMII【確報値】 | × | 47.5 | 47.5 | ||||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 53.1 | 52.9 | ||||||||||
18:00 |
欧)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
× | -0.2% | -0.2% | ||||||||||
-1.0% | -1.0% | |||||||||||||
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | -0.1% | |||||||||||
-0.8% | -2.4% | |||||||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +16.5万人 | +11.9万人 | ||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -3.0% | +8.6% | ||||||||||
米)第1四半期非農業部門労働生産性【確報値】 | B | +0.6% | +0.7% | |||||||||||
↑・単位労働費用【確報値】 | +0.5% | +0.5% | ||||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | S | 53.5 | 53.1 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | B | +1.5% | -4.0% (-4.9%) |
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23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +300万 | ||||||||||
27:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | AA | - | - | ||||||||||
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ビッグイベントを数多く控えて臨機応変に
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