昨日の欧州序盤では、ドル円があっさりと100円台に戻してスタートした。私も99円台の後半でショートにしていたので、いったんは撤退を余儀なくされた。さて次の注目はドル円の戻りである。前日の欧州時間では100円割れトライの失敗の後は、マックスで戻りは100.50までだった。そこでここが目標になる。
ここをバックにまた売り仕掛けてみるべきだと思った。そこを越えてくれば別の相場になるわけで、再び101円台や102円台を目指すような、通常のブル相場に戻るのだろう。それまではこの短期的な下げ相場に乗らねば。とすると、そこが我慢のしどころだ。なんとか100.55ストップで、100.30アッパーで売っておきたい。
ただ昼間に日本株が急上昇したおかげで、リスクテークに勢いも強い。しかも19時から日本のサッカーの試合が始まったので、応援ベースでますますリスク許容度が増大しているようにも見える。ナイトセッションでの日経先物は東京クローズよりも100円以上も高いレベルで高値張り付きのまま。こういう状態では積極的に円ロングにしていく理由には乏しいのだが、テクニカル面からの要請だと考えれば腹も立たない。
そういうわけでサッカーを見ながら、ドル円のレベルも見ていた。一時は99円台に下がったりして売りそびれてしまったが、ドル円がやっと100.30レベルまで戻ってきたので私も売り姿勢。どうせ100.55で切ればいい屋と思って、10032で売った。
サッカーの試合が終わっても、ドル円は100.15から100.35を行ったり来たりしているだけ。経済イベントもアメリカの貿易収支しかなく、今の相場にはあまり関係がない。あとは要人発言でも期待したいところだが、金融緩和の早期縮小をうったえるFRBのメンバーとそうでないメンバーが五分五分なので、どちらに転ぶかわからないので、それで一喜一憂に加わるのも面白くない。
私は翌朝に早い用事があるので、0時前には寝たいし…。ちょうど少しゆるんできたので、100.08で買い戻して寝た。その後のニューヨーク市場ではユーロドルも小動きだったし、ドル円は100円ちょうどをはさんで前後10ポイントもない微小なものだったようだ。
朝の99円台のドル円は、さすがに邦銀勢に買っていかれた。昼から安倍首相が成長戦略の第3弾を発表するというので、それにかこつけての行動だろう。それを見てリスクテークが高まろうものならば、株価も上昇し、円売りも激しさを増すだろうとの見込みだ。
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