本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表明けでの影響』と『米国の株式市場や長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『米国の量的緩和早期縮小への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)景気先行指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・09時00分:豪)景気先行指数
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
への注目度が高い。
これら以外では、
・『FOMC議事録公表』明けでの影響
・ジャクソンホール経済シンポジウム開催(22日~25日開催)
・米国の主要企業の決算発表→ギャップ、その他
・米国の5年物インフレ連動債入札
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・米国の主要企業の決算発表が本格化
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
FOMC議事録公表明け。
また、本日から25日までジャクソンホール経済シンポジウムが開催される。
米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と景気先行指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週明けからドル買いの流れが優勢となって、ドル円は大きく上昇&ユーロドルは大きく下落したが、週末に一転して、NYダウの下落とドル売りが加速した。
今週の為替相場は、昨日のFOMC議事録の公表で米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まり、株安・ドル高の流れが優勢になった。
本日の為替相場は、FOMC議事録公表明けでの影響に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の長期金利の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表や本日から『ジャクソンホール経済シンポジウム開催(22日~25日開催)』を控える点も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時00分:豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
→注目度は非常に高い。中国の景気先行きへの思惑は、金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルなどの資源国通貨への影響が大きい
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
→発表でのユーロへの影響は大きめ
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)景気先行指数
→金融量的緩和の早期解除が焦点となっており、経済指標発表での影響力も大きくなっている。昨日にFOMC議事録が公表され、更に注目度は高まっている。株式市場や長期金利と共に発表に注目したい
■8月19日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリアと米国の議事録(前回の金融政策決定会合)が公表
▼8月21日(水)にFOMC議事録が公表(7月30日・31日開催分)
▼今週末にジャクソンホール経済シンポジウムが開催
▼英国が26日(月)が祝日で今週末に連休入りとなる
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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8月22日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『FOMC議事録公表』明け ・ジャクソンホール経済シンポジウム開催(22日~25日開催) ・米国の主要企業の決算発表→ギャップ、その他 |
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09:00 | 豪)景気先行指数 | ○ | - | ±0.0% | ||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【速報値】 | ◎ | 48.2 | 47.7 | ||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | × | +26.0億 | +27.3億 (+28.2億) |
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日)工作機械受注【確報値】 | × | - | -12.1% | |||||||||||
16:30 | 独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 51.7 | 51.3 | ||||||||||
独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 51.1 | 50.7 | |||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.2 | 49.8 | ||||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 50.7 | 50.3 | |||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | -0.4% | +1.9% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | ±0.0% | +1.2% | ||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 33.0万件 | 32.0万件 | |||||||||||
22:00 | 米)住宅価格指数 | C | +0.6% | +0.7% | ||||||||||
23:00 | 米)景気先行指数 | AA | +0.5% | ±0.0% | ||||||||||
26:00 | 米)5年物インフレ連動債入札 | B | 160億ドル | |||||||||||
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