本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場及び長期金利の動向』や『シリア情勢での影響や思惑』、そして『米国の量的緩和早期縮小への思惑』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【改定値】/個人消費
への注目度が高い。
米国以外では、
・16時55分:独)失業率&失業者数
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)第2四半期経常収支
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。
これら以外では、
・8月の月末要因(明日が8月の月末での最後の営業日)
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・5年債、29日・7年債)
・週明けの2日(月)に米国が休場となるため、今週末に米国が連休入りとなる点
・シリア情勢での影響や思惑
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。
★★★
本日は、米国の7年国債の入札が行われる。
また、明日が8月の月末での最後の営業日となる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第2四半期GDP【改定値】/個人消費がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMC議事録が公表されたことで、米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まり、株安・ドル高の流れが加速。ドル円は上値を試して大幅上昇し、ユーロドルは大きく下落した後に戻している。
今週の為替相場は、シリア情勢での金融市場のリスク許容度や米国の量的緩和早期縮小への思惑での米国の長期金利の動向でドル円もユーロドルも大きく振れている。
本日の為替相場は、米国の長期金利の動向とシリア情勢での影響や思惑に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や8月の月末要因、今週末に米国が連休入りとなる点も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・16時55分:独)失業率&失業者数
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表でのユーロの反応は限定的も注目度はそれなり
・21時30分:加)第2四半期経常収支
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【改定値】/個人消費
→シリア情勢の緊迫化にも焦点が集まっているが、依然として金融量的緩和の早期解除が大きな焦点となっており、経済指標発表での影響力は大きい。株式市場や長期金利と共に発表での変動に注目したい
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は大きめ
■8月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週は主要国の議事録の公表も金融政策の発表もない
▼来週にオーストラリア、日本、英国、欧州、カナダの金融政策の発表を控える
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・5年債、29日・7年債)
▼26日(月)に英国が祝日で休場となる
▼8月の月末要因
▼31日(土)に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える
▼週明けの2日(月)に米国が祝日で休場となるため今週末に米国が連休入りとなる
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
8月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
- | ||||||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | △ | +0.1% | +1.6% | ||||||||||
↑・大型小売店販売額 | -0.5% | +3.5% | ||||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業信頼感 | △ | - | 52.8 | ||||||||||
↑・ANZ企業活動見通し | - | 43.7 | ||||||||||||
10:30 | 豪)第2四半期民間設備投資 | △ | ±0.0% | -4.7% | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.8% | 6.8% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.5万人 | -0.7万人 | ||||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | +0.8% | ||||||||||
+6.3% | +5.9% | |||||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.5% | ||||||||||
+1.7% | +1.9% | |||||||||||||
21:30 | 加)第2四半期経常収支 | ○ | -148億 | -141億 | ||||||||||
加)原料価格指数 | × | +0.8% | +0.3% | |||||||||||
加)鉱工業製品価格指数 | × | +0.3% | +0.3% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 33.2万件 | 33.6万件 | |||||||||||
米)第2四半期GDP【改定値】 | S | +2.2% | +1.7% | |||||||||||
↑・個人消費 | +1.7% | +1.8% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター | +0.7% | +0.7% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター | +0.8% | +0.8% | ||||||||||||
21:50 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:00 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | +1.3% | -4.0% | ||||||||||
|
試し買い&スキャルトレードでロング方向を重視
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)