昨日はアジア時間に97円台でドル円をショートに振ってみたが、いかにも安いところ。それでも外部環境的にもロングにするわけにもいかず、ほとんど底値圏みたいなところからのショート攻めであった。運よく東京クローズくらいまでは大したアゲインストにもならず。かといって急激な下げがおこったわけでもない。
いつメクラれてもおかしくはない状態で冷や冷やものだった。ただ欧州時間に入ってからも重いには重いのだが、ドル円は97円ちょうどをはさんでの一進一退が続き、5ポイントでも上がろうものならば悲鳴が出てしまうほど、それほど値幅は小さいものとなっていった。
アメリカの政府機関が一部停止しているせいもあるのか、ニューヨーク時間でのイベントはない。ただ議会からいろいろな人の意見が出てくるのに身を任せているばかりだ。米国株はグローベックスセッションのうちから大幅に下落していたので、むしろニューヨーク時間では切り返しの動きのほうが目立った。
私はいくらか事務仕事を抱えていたので夜中まで為替相場を見ていたが、ドル円は下に走り出さない。株価や原油価格が持ち直してきたので、リスク許容度も増大してきたのかもしれない。私は96.91でショートをクローズしたが、ニューヨーククローズに向けては一段のリスク回避が入ったようで、米国株は安値圏で引けることとなった。またドル円も96.70あたりで安値引けをしている。
朝、早くから起き出していた私だが、安値引けした後の教科書的な手順としては追随なのだが、これからアジア時間が始まることを考えるとためらわれる。日本株もまた安いということで買われて、それにツラれてドル円やユーロ円がショートカバーをするのではないかとも思えた。
そもそもがベアなのでロングにはしたくないが、それでも安いところを突っ込んで売ることだけは避けた。どうしてもというならば仲値決めが終わってからでも遅くはないはずだ。本当に下げ基調であるならば、きっと96.50をも下回って来ているはずで、そのときはそのときで喜んで安いレートを叩いていけばよいのだ。
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