本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』や『17日に米・連邦債務上限引き上げ期限が迫る点』、そして『米・ベージュブックの発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)バンク・オブ・アメリカ決算発表
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
への注目度が高い。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第3四半期消費者物価指数
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
・27時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
への注目度が高い。
これら以外では、
・17日に米国の連邦債務上限引き上げ期限が迫る点
・米国の主要企業の決算発表→バンク・オブ・アメリカ、イーベイ、ペプシコ、IBM、アメリカン・エキスプレス、その他
・米国の政府機関が一部閉鎖での影響
・米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
依然として米・財政協議が難航しており、明日・17日に米国の連邦債務上限引き上げ期限が迫る。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、バンク・オブ・アメリカ決算発表や 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)が行われる。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初こそ、米・財政問題での先行き不透明感でドル売りとリスク回避の流れが加速したが、週後半からは、米・財政問題の進展期待から主要な株式市場が大きく反発して、為替相場はドルの買い戻しやリスク選好の流れが優勢となった。
今週の為替相場は、 米・財政問題に関する協議の動向やそれに対する思惑で、大きく上下している。
本日の為替相場は、直近で金融市場の大きな焦点となっている米国の財政問題に関する協議の動向に最大限注視しながら、引き続き、米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の量的緩和早期縮小への思惑などにも注意したい。
米国の連邦債務上限引き上げ期限が17日に迫っており、協議の動向次第で大きな変動につながりやすい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第3四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい。
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい。
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→発表での影響は限定的も、時間的に欧州市場が動き出すキッカケになりやすいか。
・時間未定:米)バンク・オブ・アメリカ決算発表
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→未だ米・政府機関が一部閉鎖中で米・財政問題が混沌とする中、ベージュブックにどこまで反応するか、未知数。
米・議会の協議の進展や米・株式市場や米・長期金利の動向も重要。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的
・27時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及内容次第
■10月14日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリアの議事録公表が行われる(※主要国の金融政策発表の予定はなし)
▼来週に英国の議事録公表と南アフリカ、カナダの金融政策発表が控える
▼G20財務相・中央銀行総裁会議が開催明けでの影響
▼14日に日本や米国が休場(米国は為替市場及び債券市場以外は通常通り)
▼週明けまでの米国の財政問題の進展の有無での影響
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の政府機関が一部閉鎖での影響
▼米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州の債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼次期FRB議長問題
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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10月16日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・17日に米国の連邦債務上限引き上げ期限が迫る ・米国の主要企業の決算発表→バンク・オブ・アメリカ、イーベイ、ペプシコ、IBM、アメリカン・エキスプレス、その他 ※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的 |
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06:45 |
NZ)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.7% | +0.2% | ||||||||||
+1.2% | +0.7% | |||||||||||||
17:30 | 英)失業率 | ◎ | 4.2% | 4.2% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | -2.50万人 | -3.26万人 | ||||||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.1% | ||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +1.0% | +1.0% | ||||||||||||
欧)貿易収支 | × | +100億 | +182億 | |||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | -0.5% | ||||||||||
+1.1% | +2.8% | |||||||||||||
未定 | 米)バンク・オブ・アメリカ決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | △ | +0.2% | +1.7% | ||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 57 | 58 | ||||||||||
27:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | S | - | - | |||||||||||
翌 06:30 |
米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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慎重に、少し長めのスパンでの押し目を狙う。米・財政問題で先行き不透明のため、無理はしない方向で。第一に火傷を避けるスタンス
様子見
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