本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『米国の量的緩和縮小への思惑』、そして『先週加速したユーロ売り・ドル買い・円売りの流れの行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
への注目度が高い。
※注意※10月17日まで米・政府機関が一部閉鎖されていたため、しばらくの間、米・経済指標の発表は変則的及び流動的
米国以外では、
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・14時30分:日)黒田日銀総裁の発言
・17時15分:ス)消費者物価指数
・18時30分:英)サービス業PMI
・翌6時45分:NZ)第3四半期失業率&就業者数
への注目度が高い。
これら以外では、
・日本が連休明けとなる点
・五十日要因
・欧州委員会が経済見通しを発表
・米国の主要企業の決算発表→テスラ・モーターズ、ディレクTV、その他
・明日に『日)BOJ議事録公表(10月3日・4日開催分)』を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
日本が連休明けで、5日の五十日。
本日は、豪)RBA政策金利&声明発表が行われる。
米国の経済指標は、ISM非製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、FOMC結果発表後にドル買いの流れが優勢となって、ドル円は上昇して、ユーロドルは下落した。その後、週後半からユーロが大きく売られてユーロドルは大幅下落し、ドル円は円売り・ドル買いの流れが継続して更に上値を試した。
週明けの為替相場は、ドル円は揉み合いに終始し、ユーロドルはユーロ売り・ドル買いの調整が主体となった。
本日の為替相場は、先週加速したユーロ売り・ドル買い・円売りの流れの行方に最大限注視しながら、ここ最近の為替相場の焦点となっている米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
また、木曜日に『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』が控える点、週末に『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』が控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
→発表での影響はまずまず。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルが影響を受けやすい。
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→政策金利は据え置きでサプライズの可能性は低く、声明の内容が重要。いずれにせよ、今後の金融政策への思惑で大きく動きやすい。
・14時30分:日)黒田日銀総裁の発言
→言及内容次第
・17時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランの影響はまずまず
・18時30分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
→ISM非製造業がメインで、注目度も市場影響度もカナリ大きい。米長期金利や米株式市場の動向にも注意しつつ、FOMC結果発表後に強まっているユーロ売り・ドル買い・円売りの流れが継続するかどうかを見極めたい。
・翌6時45分:NZ)第3四半期失業率&就業者数
→発表でのNXドルへの影響は非常に大きい
■11月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に日本の議事録公表とオーストラリア、英国、欧州の金融政策発表が行われる
▼来週に主要国の議事録公表や金融政策発表の予定はない
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼今週末に米国の雇用統計の発表が行われる
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼次期FRB議長問題
▼欧州の債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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11月5日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本が連休明け ・5日の五十日 ・欧州委員会が経済見通しを発表 ・米国の主要企業の決算発表→テスラ・モーターズ、ディレクTV、その他 ・明日に『日)BOJ議事録公表(10月3日・4日開催分)』を控える ※注意※10月17日まで米・政府機関が一部閉鎖されていたため、しばらくの間、米・経済指標の発表は変則的及び流動的 |
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06:00 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
07:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 47.1 | ||||||||||
10:45 | 中)HSBCサービス業PMI | ○ | - | 52.4 | ||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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14:30 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
17:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
-0.1% | -0.1% | |||||||||||||
18:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 60.0 | 60.3 | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | ±0.0% | ||||||||||
-0.8% | -0.8% | |||||||||||||
24:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 54.0 | 54.4 | ||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 42.0 | 38.4 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第3四半期失業率 | ◎ | 6.2% | 6.4% | ||||||||||
↑・就業者数 [前期比/前年比] |
+0.5% | +0.4% | ||||||||||||
+1.6% | +0.7% | |||||||||||||
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流れが変化した可能性があるため、様子見で
ショート
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