本日の為替相場の焦点は、『米国の金融政策への思惑』や『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『[米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費]の発表』と『週末要因&五十日要因&ポジション調整』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費
への注目度が高い。
米国以外では、
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
・18時30分:英)第3四半期経常収支
・18時30分:英)第3四半期GDP【確報値】
・22時30分:加)消費者物価指数&【コア】
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・五十日要因
・EU首脳会議(19日・20日開催)
・米国の金融政策への思惑
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は、週末金曜日で、20日の五十日で、日)BOJ政策金利&声明発表及び日)黒田日銀総裁の記者会見が行われる。
また、昨日からEU首脳会議が開催されている。
米国の経済指標は、第3四半期GDP【確報値】/個人消費がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は週末に大きく上昇して節目となる直近高値を更新したが、その後は一時103円を割り込むなど調整が主体となった。一方、ユーロドルは何度も直近高値更新し続けていたが、週後半に反落した。
今週の為替相場は、18日に行われたFOMC金融政策発表で金融量的緩和が縮小されたことから、ドル円は大きく上昇して年初来高値を更新して104円乗せ、ユーロドルは大きめに下落して軟調に推移している。
本日の為替相場は、引き続き米国の金融政策への思惑、主要な株式市場、米国の長期金利、欧州の金融政策への思惑などでの影響に注意したい。
その他、『米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費』の発表や週末要因&五十日要因&ポジション調整も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
→更なる金融緩和への言及があれば大きく動く可能性が高い。なければ失望売りの可能性も。
・18時30分:英)第3四半期経常収支
・18時30分:英)第3四半期GDP【確報値】
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・22時30分:加)消費者物価指数&【コア】
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・22時30分:米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費
→GDP【確報値】がメイン。
市場のコンセンサスより良い内容の場合に反応が大きくなりやすい。
引き続き、米国の株式市場や長期金利の動向も重要。
週末&五十日、更にビッグイベント消化後のポジション調整などにも注意。
■12月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(12/16~)に、オーストラリア、英国の議事録公表と日本、米国の金融政策発表が予定
▼来週(12/23~)には、日本の議事録公表が予定されています(金融政策発表の予定はなし)
▼18日・水曜日にFOMC結果発表を控える
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(17日・2年債、18日・5年債、19日・5年インフレ連動債&7年債)
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼欧州の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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12月20日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・20日の五十日 ・EU首脳会議(19日・20日開催) |
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09:05 | 米)GFK消費者信頼感調査 | × | -11 | -12 | ||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | - | - | ||||||||||
15:30 | 日)黒田日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.2% | ||||||||||
-0.8% | -0.7% | |||||||||||||
独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +7.4 | +7.4 | |||||||||||
18:30 | 英)第3四半期経常収支 | ○ | -140億 | -130億 | ||||||||||
英)第3四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.8% | +0.8% | |||||||||||
+1.5% | +1.5% | |||||||||||||
英)公共部門ネット負債 | △ | +134億 | +64億 | |||||||||||
22:30 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | -0.2% | ||||||||||
+1.0% | +0.7% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
+1.3% | +1.2% | |||||||||||||
加)小売売上高 | ◎ | +0.2% | +1.0% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | ±0.0% | ±0.0% | ||||||||||||
米)第3四半期GDP【確報値】 | S | +3.6% | +3.6% | |||||||||||
↑・個人消費 | +1.4% | +1.4% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター | +2.0% | +2.0% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター | +1.5% | +1.5% | ||||||||||||
24:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -15.0 | -15.4 | ||||||||||
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押し目買い&上昇追随
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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