金曜日の欧州時間は、ドル円は104.30-40で、ユーロドルは1.3630-35レベルで始まった。もうクリスマスなので、あまり動かないだろうと思いながらも、マーケットが薄そうなので、急激な変動もありうると考えざるをえない。もちろん米国株がテイパリングに耐えられるかどうかが最大の関心事なのだが、グローベックスにおいても米国株はなかなか崩れない。
そして出てきたGDPの確定値は、予想を越えて良いものであった。ドル円も104.60を越えてきた。ユーロドルも下向きに。ドル買いなのかなと思っていたら、急激にドル下落の展開となった。GDPの後で米長期債が売り込まれたが、その直後に反転したからであろう。10年ものの利回りで言えばみんなが気にしている3.0%にかなり近づいて、2.96%台まで上昇。
でもその直後に2.87%台まで低下したのだから、金利面からのドル買いはできないという判断からだろう。ドル円は103円台まで後退。私はポジションこそ作らなかったが、103円台まで落ちるとは思いもしなかった。それほどドル円のロングポジションが溜まってもいたのだろうなぁ。
今日は日本がお休みで、アジア時間はちょっと動きづらかった。ドル円はずっと104円ちょうどをはさんでの10ポイント弱の小動き。金曜日の失敗もあるので、ドル円の上値追いには着いていきにくい状態となっている。もし同じ円ショートで攻めるならば、ユーロ円の方が安全なのかもしれない。
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