本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『米国が3連休入りとなる週末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)輸入物価指数
・23時15分:米)鉱工業生産
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
・22時30分:加)製造業出荷
に注目が集まる。
それ以外では、
・週末要因
・EU首脳会議(13日・14日開催)
・15日が大量の米国の中長期国債の利払い・償還日
・週明け17日(月曜日)が米国で祝日で、米国が連休入りとなる点
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気失速懸念
・新興国からの資金流出懸や株価下落・通貨下落の加速への懸念
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、本日までEU首脳会議が開催。
また、明日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控えるほか、週明け17日(月曜日)が米国で祝日で、米国が連休入りとなる。
米国の経済指標は、鉱工業生産とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
その他、輸入物価指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週明けに株式市場が大幅に続落した事で大きく動き、週末にかけてもECB金融政策結果発表や米国の雇用統計の発表で大きく動いた。
今週の為替相場は、イエレンFRB議長の議会証言やECBの金融政策への思惑、主要な株式市場の変動で大きめに上下している。
直近の為替相場は、引き続き、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑での影響が重要。
本日は特に、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国が3連休入りとなる週末要因に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→発表での影響は非常に大きい。
中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
特に豪ドルが影響を受けやすい。
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
→発表でのユーロへの影響はカナリ大きい。
ドイツのもので大きく反応したら、欧州のものにも注意したい。
・22時30分:加)製造業出荷
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・22時30分:米)輸入物価指数
・23時15分:米)鉱工業生産
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→本日の米国のイベントは、経済指標が鉱工業生産とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】に大きな注目が集まる。
米国の株式市場や長期金利の動向での影響は引き続き重要。
イエレンFRB議長の議会証言・1日目以降、米国の株式市場と長期金利が反発上昇しているが、それが一時的なものか明確な流れになるのかどうかを見極めたい。
週末金曜日で、米国は3連休入り。
■2月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(2/10~)に、主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はなし
▼来週(2/17~)は、日本の金融政策発表やオーストラリア、日本、英国、米国の議事録公表が予定
▼11日と13日に、イエレンFRB議長の議会証言(FRB議長による半期に一度の金融政策と経済情勢に関するもの)
▼ヘッジファンドの解約45日前ルールでの影響(2月15日)
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼15日に、大量の米国の中長期国債の利払い償還日
▼17日(月曜日)が米国で祝日で、米国が週末に3連休入りとなる
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼ECB政策金利発表&ECB総裁記者会見明け
▼米国の雇用統計発表明け
▼中国がチャイニーズニューイヤー絡みの連休明け
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気失速懸念
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼米国の債務上限引き上げ問題への思惑(次の期限は2月27日)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼欧州の債務問題への思惑
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2月14日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・EU首脳会議(13日・14日開催) ・15日が大量の米国の中長期国債の利払い・償還日 ・週明け17日(月曜日)が米国で祝日で、米国が連休入りとなる |
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07:05 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +2.4% | +2.5% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -1.6% | -1.4% | |||||||||||
16:00 |
独)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.3% | +0.6% | |||||||||||||
19:00 |
欧)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
+0.4% | -0.4% | |||||||||||||
欧)貿易収支 | × | +145億 | +171億 | |||||||||||
22:30 | 加)製造業出荷 | ○ | ±0.0% | +1.0% | ||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.1% | ±0.0% | |||||||||||
-1.8% | -1.3% | |||||||||||||
23:15 | 米)鉱工業生産 | AA | +0.2% | +0.3% | ||||||||||
↑・設備稼働率 | B | 79.3% | 79.2% | |||||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 80.2 | 81.2 | ||||||||||
26:30 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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ショートで戻り売り狙い
ロングで押し目買い狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)