ドル円は依然として102円台である。そもそも仮に101円台に突入してもあまり興奮もしないようなレベルだ。ユーロドルも日々の変動幅がますます小さくなってきていて、こちらの大台にも変化はない。為替相場は本当にエキサイティングな相場展開から程遠い状態が続いている。
昨日の欧州序盤ではドル円は102円台の前半、ユーロドルは1.37台のミドルであった。上げ下げのタイミングまで、毎日同じようなことを繰り返しているようでもある。ドル円はアジア時間では日本株高にツラれて多少上昇したが、欧州序盤に向けて降下。その後は米国株によるいう感じとなったが、相変わらず値幅は小さいもの。
あまりにも面白くない相場つきになってしまっているとはいえ、何かアクションを起こさなければ!でも方向感も出てこないし、特にビューもないので、想定のレンジをはみ出ないという前提でポジションをつくるくらいしかない。
毎度同じことをやっているようので、ちょっとつまらないものの、欧州時間で下がってきたところのドル円を捕まえて買ってみた。102.32でのロングポジションだったのだが、これがまた10ポイント上フェーバーになるにも相当の時間がかかりそう。それだけに武装な動きしかしないのだろうなかと想像できる。
昨日は中国株が安かった、大きく値崩れしてきたので、新興国の通貨不安などがグローバルに再燃する可能性もある。そのうえ、人民元も安かった。アジア時間では日本株の堅調さで、リスク回避に傾くには中国だけの材料では起こりにくいだろうし、ドル円やユーロ円もそんなに目先は崩れなかなぁくらいで構えていた。
それでも私のドル円ロングのポジションは10ポイントもフェーバーになることもなく、かといってアゲインストに強烈にもっていかれたわけでなく、なんだか無為な時間だけが経過した。グローベックスでの米国株は、やや堅調。これに期待するしかないし、積極的にロングを止める根拠にも乏しいので、アメリカの経済指標まで待つしかない。
住宅の指標での反応はなかったが、0時発表の消費者信頼感に向けてドル円は下がってきた。発表を待つまでもなく、嫌な動きだったので速攻でクローズした。長く持った割には面白くもないことをしてしまったと反省。
ドル円は102円台は寸でキープしたので、今度はスモールでまた買ってみた。でも102.20円まではほどなく戻ってきたがすぐに息切れ感が出てくる。私は疲れてしまったので、このポジションもクローズして寝てしまった。その後はあまり動きがないままだった。ニューヨークオープン当初に弱かった米国株も、午後には米国株も立ち直ったのでドル円、ユーロ円は底堅く推移していたようだ。
どことなく今日もまた同じレベルでやっているドル円にちょっと嫌気がさしはじめている。あまり動かないとは思いつつも、ドル円も102.20以下では買ってみることにはなりそうだが・・・。まあ要するにテクニカル的にしか動けないということだが、為替相場が全体的に膠着状態に陥っている。しばらくは力を抜いて淡々とやるしかなさそう。
日本時間 15時30分
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