本日の為替相場の焦点は、『ウクライナ情勢』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資
・22時15分:米)鉱工業生産
に注目が集まる。
米国以外では、
・19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・中国人民元がドルに対する変動幅を拡大(15日に発表、17日から実施)
・クリミア住民投票の結果(16日に投票)
・週明け要因
・ウクライナ情勢
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は、週明け月曜日で、16日に投票が行われたクリミア住民投票の結果待ち。
また、 本日から中国人民元がドルに対する変動幅を拡大(15日に発表、17日から実施)するほか、19日・水曜日には[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える。
米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数と対米証券投資及び鉱工業生産がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初はドル円もユーロドルも方向感なくレンジ内で推移していたが、週後半からウクライナ情勢の不透明感などにより金融市場がリスク回避方向に傾いたことで、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく買われた後にイッテコイとなった。
今週の為替相場は、小幅ながらも円高方向に窓を空けてスタートしている。
直近の為替相場は、ウクライナ情勢、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑などでの影響が重要。
本日は特に、クリミア住民投票の結果や先週後半に大きく崩れた主要な株式市場の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表に注目したい。
更に、19日・水曜日には[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控えるため、米国の金融政策への思惑なども噴出しやすい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→発表そのものの影響と言うよりは、欧州市場が動き出すキッカケとして注視したい
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資
・22時15分:米)鉱工業生産
→週明け月曜日。
本日の米国のイベントは、経済指標のNY連銀製造業景気指数と対米証券投資及び鉱工業生産がメイン。
いずれの経済指標も注目度及び市場への影響度が非常に大きく、直近で経済指標の悪い結果への反応が大きくなっているため要注意&要注目。
現在の金融市場の大きな焦点であるウクライナ情勢での影響も含めて、米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。先週末から、金融市場全体がリスク回避の方向に大きく傾いており、その傾向が今週も続くのかどうか見極めたい。
更に、19日・水曜日には[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える。
■3月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/17~)にスイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼来週(3/24~)にの南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼中国人民元のドルに対する変動幅拡大での影響
▼クリミア住民投票の結果での影響(ウクライナからの分離とロシア編入の賛否を問うもの)
▼19日にFOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月17日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・中国人民元がドルに対する変動幅を拡大(15日に発表、17日から実施) ・クリミア住民投票の結果(16日に投票) ・週明け ・19日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える ※[米)対米証券投資]は、本日発表の予定だったが18日に変更となった |
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09:01 |
英)ライトムーブ住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | - | +3.3% | ||||||||||
- | +6.9% | |||||||||||||
18:30 | 英)カンリフBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -1.1% | ||||||||||
+0.8% | +0.8% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +1.0% | +1.0% | ||||||||||||
21:30 | 加)国際証券取扱高 | △ | - | -42.8億 | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | AA | +7.00 | +4.48 | |||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +300億 | -459億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | -1196億 | ||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | AA | +0.2% | -0.3% | ||||||||||
↑・設備稼働率 | B | 78.6% | 78.5% | |||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | B | 50 | 46 | ||||||||||
24:00 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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週明けのNY市場の動向待ち
週明けのNY市場の動向待ち
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