本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『明日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時00分:米)対米証券投資
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月4日開催分)
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・24時55分:加)ポロズBOC総裁の発言
・26時45分:英)カーニーBOE総裁の発言
・翌6時45分:NZ)第4四半期経常収支
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・明日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える
・ウクライナ情勢
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は、豪)RBA議事録公表(3月4日開催分)が行われる。
また、明日には[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える。
米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】と住宅着工件数/建設許可件数、対米証券投資がメイン。
※[米)対米証券投資]は、17日発表の予定だったが本日に変更となった
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初はドル円もユーロドルも方向感なくレンジ内で推移していたが、週後半からウクライナ情勢の緊迫化などにより金融市場がリスク回避方向に傾いたことで、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく買われた後にイッテコイとなった。
週明けの為替相場は、先週末のリスク回避方向の流れに対して反発が優勢となっている。
直近の為替相場は、ウクライナ情勢、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑などでの影響が重要。
本日は特に、ウクライナ情勢と主要な株式市場の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表に注目したい。
また、明日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控え、米国の金融政策への思惑などにも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月4日開催分)
→内容次第も、結局は今後の金融政策の思惑が噴出して大きく動くキッカケになりやすい
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。特にドイツのものは欧州の経済指標の中で、1・2を争うほど注目度及び影響度が大きいもの
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時00分:米)対米証券投資
→本日の米国のイベントは、経済指標の消費者物価指数&【コア】と住宅着工件数/建設許可件数、対米証券投資がメイン。
いずれの経済指標も注目度及び市場への影響度が非常に大きく、直近で経済指標への反応が大きくなっているため要注意&要注目。
現在の金融市場の大きな焦点であるウクライナ情勢での影響も含めて、米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。昨日の相場では反発が優勢となったが、先週末から金融市場全体がリスク回避の方向に大きく傾いており、その傾向が今週もどうなるのかを見極めたい。
また、明日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控え、米国の金融政策への思惑が噴出しやすい。
・24時55分:加)ポロズBOC総裁の発言
→言及次第、未知数
・26時45分:英)カーニーBOE総裁の発言
→言及次第、未知数
・翌6時45分:NZ)第4四半期経常収支
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
■3月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/17~)にスイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼来週(3/24~)にの南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼中国人民元のドルに対する変動幅拡大での影響
▼クリミア住民投票の結果での影響(ウクライナからの分離とロシア編入の賛否を問うもの)
▼19日にFOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月18日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明日に[FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見]を控える ※[米)対米証券投資]は、17日発表の予定だったが本日に変更となった |
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09:30 | 豪)RBA議事録公表(3月4日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +26.0% | ||||||||||
16:00 |
独)卸売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | - | -0.1% | ||||||||||
- | -1.7% | |||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +52.0 | +55.7 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +68.5 | |||||||||||
欧)貿易収支 | × | - | +139億 | |||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | △ | +0.6% | -0.9% | ||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
+1.2% | +1.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
米)住宅着工件数 | A | 91.0万件 | 88.0万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 | A | 96.0万件 | 93.7万件 (94.5万件) |
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22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +400億 | -459億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | -1196億 | ||||||||||||
24:55 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -13.09億 | -47.80億 | ||||||||||
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NY市場待ち。NYダウがマイナスで推移するようであれば、戻り売り。NYダウの反発が継続するようであれば、引き続き様子見
押し目買い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)