昨日のアジア時間でドル円は102円台まで切り返し、欧州序盤では102.20あたりでスタートした。今週に入ってから株価の反発が顕著になってきているので、リスクテーク感も強まっている。ドル円もユーロ円も押し目買いモードに入っているので、なかなか深押しはしない。
それでもドル円は102円台に乗せてきたこともあるので、敬意を表してロング攻めしないといけないところだろう。さほどブルでもないものの、私もドル円を102.21でロングにした。そんなに動くとも思っていない。まあ102.50を越えてくれればいいやというくらいだ。決算発表や経済指標などがたくさんあるので、ものの弾みで上がってくれえばよいのだが…。
まずはイギリスの失業率が良かった。それでポンド買いになったついでに、同じく欧州通貨が買われるという形でユーロドルもやや強ぶくみ。クロス円の上昇もともなったので、ドル円は102.30を越えてきたりもしたので、やっとなんとか10ポイント抜けた。これで米企業決算の時間まで値保ちしてほしい。
BOAの決算は良かったが、それほどもドル円は上がらずだった。というよりも上下どちらにも動かない~。次に住宅着工件数が出たが、これは悪かった。しかしドル円もユーロドルもほとんど動かず。米国株の値動きも狭いレンジのなかに閉じ込められたまま。動意薄なので私はドル円を102.25で売り払った。ほぼ同値という感じ。
このまま朝までドル円もユーロドルも20ポイントくらいの値幅だった。ここで固まってしまうと、ちょっと手が出にくくなってしまう。今日は東京市場が始まってから、ドル円は102円割れを喫するなど、多少の変化は見られる。しかしダイナミックな動きでは決してしていない。
明日はグッドフライデーになるので、マーケットの動きは実質的には今日までとなる。参加者も少なくなってきているが、市場の材料は多い。企業決算ではGSやモルガンスタンレーといった金融大手がニューヨークオープンまでに発表される。
そして経済指標ではフィリー指数のような景況感も出る。今晩のニューヨーク午前まではポジションの整理も出そうなので、特に入念に相場を見つめていたいと思う。
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