昨日の欧州序盤では、ドル円は102.35あたりで、ユーロドルは1.3820くらい。これはもう見慣れてしまったレベルである。ドル円の上サイドは102.70近辺で何度も止められてしまうし、同じくドル高方向でユーロドルの下サイドも1.3690レベルが相当に堅そうだ。ドルが上がらないのは、ひとつにはドル金利の上昇がこのところプッツリと止まってしまったからであろう。
それに比べて元気に高値追いをしているのは株価だけである。米国株が再び歴史的な最高値に接近している間だけは、ドル買いをともなう。それ以外はドルの利食い売りに押されるという展開が続いている感じである。
米企業決算のうちフェイスブックやアップルなどの大注目の結果が出てから、グローベックスでは米国株は高値圏での張り付きとなっていた。ニューヨークオープンになると反落してしまうかもしれないが、それは後で考えることにする。とりあえずドル買い材料のひとつである株高を信じて、ドルを買ってみることにした。
ドル円の102.38だった。ここから上がってもまた102.70あたりで止められてしまうと思っているので、狙える利食いのターゲットは多くて30ポイントだけ。それに応じたリスクしか取れないので、ストップロスは15ポイントだけである。つまりは売りのOCOで、102.23と102.68ではさむ。
アメリカの経済指標では失業保険や耐久財受注が予定されていたが、それに向けてドル買いが進んだ。ドル円は102.50近くまで達し、ユーロドルは1.38台割れを目指す。果たしてドルの高値のレジスタンスをブレークできるかどうか。できなかったらドルの利食い売りも大量に発生するだろうから、私もドルロングから逃げるつもり。
21時半を過ぎて、ドル円は上昇に向かった。ユーロドルも1.37台に突入した。きっと結果が良かったのだろう。ドル円はピョンと10ポイントほど上がったが、勢いのよい割には、ぜんぜん伸びない。102.60ですらも重そうだ。今にもすぐにポジションをクローズしたい感じになってきた。すぐに止めてしまうのは芸がないので、102.50で売りのストップ注文だけにした。このまま上がってくれればそれでよいが、下がってもいくらかはお金が残る。
しばらくの間ポジションは生きていたが、急激に落ちてきた。ストップ注文もダンになったので、何が出たのかと調べてみると、ウクライナ情勢であった。ウクライナが親ロシア派を強制排除しようとしているのに対して、プーチン大統領の警告を発するような発言も伝わり、ロシアは国境付近で軍事演習を始めたというのだ。
米国株もちょうどオープンしており、直後から株価は急落を演じた。どこまで行くかはわからないが、今度はドル円をショートに振らなければ!ドル円も102.38で売り込んだ。さっきロングをつくったレベルである。今度は102.50で買い戻しのストップ注文を速攻でプレースした。
下がっても102円割れはするのだろうか。だがそれすらも自信がない。それほど為替相場は動かないと感じている。そしてドル円は102.10あたりまで差し込んで、急速に戻ってきた。私も102.23で買い戻すのがやっと。上下で50ポイントもないレンジの中で、ガチャガチャとロングでもショートでも攻めたことになる。
今晩は経済イベントがほとんどない。為替相場はドル円もユーロドルも、昨日のレンジ内におさまりそうな気がする。したがって端っこでは逆張ってみようかなというのが、今のアイデアである。
日本時間 15時10分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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