5月14日(水)■『史上最高値を更新し続けている米国の株式市場』と『為替相場に大きな影響を与えている米国の長期金利』、そして『ECBによる追加緩和への思惑でのユーロ売りが優勢な流れ』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『史上最高値を更新し続けている米国の株式市場』と『為替相場に大きな影響を与えている米国の長期金利』、そして『ECBによる追加緩和への思惑でのユーロ売りが優勢な流れ』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
に注目が集まる。

米国以外では、
・06時00分：NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・06時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・07時45分：NZ)第1四半期小売売上高指数
・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・18時00分：欧)鉱工業生産
・18時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・18時30分：英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、シスコシステムズ、その他
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・ユーロ売りが優勢な流れ(ECBによる追加緩和への思惑が主因)
・ドル売りが優勢な流れ
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・ウクライナ情勢
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。


★★★

本日の米国の経済指標は、生産者物価指数＆【コア】がメイン。

米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、週前半はドル売りの流れが強まってドル円は大きめに下落＆ユーロドルは大きく上昇した。週後半にはドル円はドル売りが継続して101円 半ばの直近安値で軟調に推移し、ユーロドルはECB理事会結果発表後のドラギECB総裁の記者会見での発言を受けて大きく下落した。

週明けの為替相場は、先週末とほぼ同レベルでスタートしたあと、ドル円は反発上昇して102円前半で揉み合い＆ユーロドルは続落して下値を試す展開となっている。

直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、ユーロ売りが優勢な流れの行方、ドル売りが優勢な流れの行方、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑、ウクライナ情勢などが主な焦点。
本日は特に、史上最高値を更新し続けている米国の株式市場や為替相場に大きな影響を与えている米国の長期金利、ECBによる追加緩和への思惑でのユーロ売りが優勢な流れに注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・06時00分：NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・06時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→今後の金融政策への思惑で、NZドルが大きく動き出すキッカケになりやすい

・07時45分：NZ)第1四半期小売売上高指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい

・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい

・18時00分：欧)鉱工業生産
→欧州市場が動き出すキッカケとして注視したい

・18時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・18時30分：英)カーニーBOE総裁の発言
→今後の金融政策への思惑で、ポンドが大きく動き出すキッカケになりやすい

・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
→本日の米国のイベントは、経済指標は生産者物価指数＆【コア】がメイン。
史上最高値を更新し続けている米国の株式市場や為替相場に大きな影響を与えている米国の長期金利は引き続き重要。
ECBによる追加緩和への思惑でのユーロ売りが優勢な流れが継続しており、上手く流れにのりたいところ。


■5月12日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル売りが優勢な流れの行方
▼ユーロ売りが優勢な流れの行方(ECBによる追加緩和の思惑が主因)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼ウクライナ情勢
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気失速懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼欧州の債務問題への思惑
▼今週(5/12～)に→金融政策発表も議事録公表も予定なし
▼来週(5/19～)に→日本、南アフリカの金融政策発表と米国の議事録公表が予定
▼[ECB政策金利＆声明発表＆ドラギ総裁の記者会見]明け
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ

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5月14日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、シスコシステムズ、その他
06:00		NZ)RBNZ金融安定報告書公表	◎	-	-
06:05		NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言	◎	要人発言
07:45		NZ)第1四半期小売売上高指数	◎	+0.9%	+1.2%
08:50		日)国内企業物価指数 [前月比/前年比]	×	+2.8%	±0.0%
				+4.0%	+1.7%
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	-0.2%	-0.2%
				+1.3%	+1.3%
		日)工作機械受注【速報値】	×	-	+41.8%
16:45		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
17:30		英)失業率	◎	3.3%	3.4%
		↑・失業保険申請件数		-3.00万件	-3.04万件
18:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-0.3%	+0.2%
				+0.9%	+1.7%
18:30		英)BOE四半期インフレ報告	◎	-	-
		英)カーニーBOE総裁の発言	◎	要人発言
20:00		南ア)小売売上高 [前月比/前年比]	△	-0.8%	-0.2%
				+2.2%	+2.2%
21:30		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.2%	+0.5%
				+1.7%	+1.4%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.6%
				+1.4%	+1.4%
23:30		米)週間原油在庫	B	-	-178.1万
		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
翌 07:30		NZ)製造業PMI	△	-	58.4
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

戻り売り＆下落加速局面での追随ショート

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