【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのFXメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』で、オンライン交流会の開催が決定しました! 開催日時は、6月21日(土)20時30分からで、参加できるのは6月11日(水)までにメルマガ購読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)。
今回は、動きが弱い米ドル/円やユーロ/米ドル相場との向き合い方や、副業FXで狙うべきはトレンド相場であることなどが話題となりそうです。
また、平日昼間のご参加を希望する方向けに、6月30日(月)16時30分から臨時オンライン交流会を開催します。こちらは6月20日(金)までにメルマガを購読した方が参加可能です。
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米ドル/円は146.28~142.11円の日足レンジを抜けないと動かない。上昇しても145、146円は再び売り手が増える可能性
本日(6月17日)は日銀が金融政策を発表しましたが、特に変更はなく、米ドル/円相場も動いていません。
というより、米ドル/円相場は、4月のトランプ関税で米ドルが一気に売られた動きの中でも、月足レンジ下限である2024年安値139.53円を下抜けできず、139.88円で止められたところから、方向性が失われています。

(出所:TradingView)
ダウ理論で月足・週足・日足を見ると、月足レンジ内に週足レンジがあり、さらにその中に日足レンジがあります。つまり、日足では上にも下にも相場の壁があり、動きにくくなっています。
こうした米ドル/円日足相場の動きにくさは、直近のローソク足にも表れているので見てみましょう。
米ドル/円日足は、5月27日(火)安値142.11円から5月29日(木)高値146.28円に上昇しましたが、ここで上昇が止められてレンジになっています。このため、日足は146.28円を上抜けないと上昇しませんし、142.11円を割らないと下げません。

(出所:TradingView)
この5月後半以降の日足を見ると、陽線も陰線も続いていないことがわかります。
日足レンジ下限になっている5月27日(火)安値142.11円から陽線が2本続きますが、日足レンジ上限になっている5月29日(木)は陰線です。この5月29日(木)から6月3日(火)までの下落は、陰線が3本続きますが、6月3日(火)安値は5月27日(火)安値に届かず反発して、陽線になっています。
これ以降は陽線と陰線が繰り返し現れていて、日足レンジ内で相場に方向性がないことがローソク足からもわかります。
本日は、日銀の金融政策決定会合があり、発表前までは陽線で、3本続くか?と思われましたが、発表後の本稿執筆時点では陰線になっていて、上昇の動きは弱まっています。
米ドル/円日足が上昇するなら、まず本日足が陽線になり、6月11日(水)高値を上抜け、そして、日足レンジ上限になっている5月29日(木)高値146.28円を上抜けなければなりません。
ただ、5月29日(木)足を見ると上ヒゲ陰線なので、146.28円の高値をつけたところから一気に売られていることがわかります。つまり、146円付近には売り手が待ち構えていた可能性があるわけです。
すると、本日以降米ドル/円が上昇したとしても、145円、146円と上昇すると、再び売り手が増えてくる可能性が考えられます。
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FX初心者や副業FXの方は、トレンド相場で利益を狙う技術を身に着けることが重要。待つのも相場だと思えるとメンタルも安定する
こうしたレンジが続くと、我慢できずにレンジ内の取引をしたくなる人もいますが、値動きの仕組みを理解していないFX初心者の方や、副業で取引されている方にはおすすめしません。
初心者の方や副業の方は、より効率的に利益を狙える相場で稼ぐ技術を身に着けることが重要ですし、その方が後により大きな利益を狙うことができるようになると思います。
大きな利益を提供してくれるのは、トレンド相場です。
レンジの上限下限で縛られている相場では、ロット数を大きくしないと利益は増えませんが、トレンド相場は時に10円以上も動き続けるので、少ない資金でも利益を大きくできますし、資金が大きければより多くの利益を狙うことができます。
当コラムでお伝えしてきた、一撃の取引で何百pipsを取るのもトレンド相場だからできています。
【※関連記事はこちら!】
⇒ユーロ/米ドルは1.1145ドル超えの買い逆指値注文で、一撃300pips以上に! トランプ政権の後ずさりに、金融市場は付け込む可能性。チャートに従って米国売りで利益狙う(4月15日、田向宏行)
⇒ユーロ/米ドルは1.1145ドル超えの買い逆指値注文で、一撃300pips以上に! トランプ政権の後ずさりに、金融市場は付け込む可能性。チャートに従って米国売りで利益狙う(3月11日、田向宏行)
⇒米ドル/円は153.71円の下に売り逆指値注文を置いただけで、最大300pips弱の利益となり、100pips超の利益を確保。値動きに従う戦略はトランプ劇場だからこそおすすめ(2月18日、田向宏行)
相場が膠着して日々の動きがないと不安に思ったり、なんとかして利益を取ろうと考えがちですが、拙著や当コラムで相場のトリガーを説明したように、相場はある値段に来れば動きが出るもので、動きが出ないなら条件が揃っていないだけです。
トレードはある意味、お天気相手と同じで、雨の日を無理やり晴れにすることができないように、動かない相場を急に動かすことも出来ません。
いずれも待つことが重要ですし、「それも相場」と思えるようになると、メンタルも安定して収益もついてくるのだと思います。
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FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施しています! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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