本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』や『今月に入って強まっているドル売りが優勢な流れとユーロ売りが優勢な流れの行方』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国と英国が休場・連休明け
・欧州中央銀行会議(26日・27日開催)
・EU首脳会議(欧州議会選挙結果を受けて)
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・2年物価連動債&5年債、29日・7年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・ユーロ売りが優勢な流れ
・ドル売りが優勢な流れ
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
・日本の金融政策への思惑
・ウクライナ情勢
などの要因も重要。
★★★
本日は、米国と英国が休場・連休明けで、本日まで欧州中央銀行会議が行われるほか、EU首脳会議(欧州議会選挙結果を受けて)も予定されている。
米国の経済指標は、耐久財受注&【除輸送用機器】と消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表され、2年債の入札も行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は週明けから下値を試す展開で続落。21日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて更に下落・一時101円割れとなったが、 FOMC議事録の公表前に101円台を回復し、その後は反発が優勢となって101円半ば~後半まで戻した。週末はその流れを受けて、101円半ば~後半で 一転堅調に推移して、結局は102円手前で引けた。一方、ユーロドルは週明けには1.370を挟んで上下していたが、次第に軟調になって下値を試す展開 に。週末にはユーロ売りが更に強まって一時1.36手前まで売られるも、1.360は底堅く、1.36前半~半ばで上値の重い揉み合いとなって引けた。
週明けの為替相場は、昨日が英国と米国で休場だったこともあり、ドル円もユーロドルも小動きとなっている。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、ユーロ売りが優勢な流れ、ドル売りが優勢な流れ、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、米国と英国が休場・連休明けでの動向と今月に入って強まっているドル売りが優勢な流れとユーロ売りが優勢な流れが今週も継続するかどうかに注目したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の2年債の入札も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第も、直近で欧州の金融政策には大きな注目が集まっているため、今後の金融政策への思惑が噴出する内容であれば・・・
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
→米国のイベントは、経済指標は耐久財受注&【除輸送用機器】と消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表され、2年債の入札も行われる。
また、直近で為替相場に大きな影響を与えている米国の株式市場と米国の長期金利の動向には引き続き注視したい。
本日が米国と英国が休場・連休明けでもある点にも注意。
今月に入って強まっているドル売りが優勢な流れとユーロ売りが優勢な流れが今週も継続するかどうかが重要と思われる。
■5月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ユーロ売りが優勢な流れ
▼ドル売りが優勢な流れ
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼ウクライナ情勢
▼金や原油などの商品市場の動向
▼今週(5/26~)に→日本の議事録公表が予定(金融政策発表はなし)
▼来週(6/2~)に→オーストラリア、英国、欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼欧州議会選挙明け
▼ウクライナ大統領選挙明け
▼26日(月)が英国と米国で祝日・休場で連休となる
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・2年物価連動債&5年債、29日・7年債)
▼5月の月末要因
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5月27日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国と英国が休場・連休明け ・欧州中央銀行会議(26日・27日開催) ・EU首脳会議(欧州議会選挙結果を受けて) ・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・2年物価連動債&5年債、29日・7年債) |
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15:00 | ス)貿易収支 | △ | +21.0億 | +20.5億 | ||||||||||
16:00 | 南ア)景気先行指数 | × | - | 99.6 | ||||||||||
18:30 |
南ア)第1四半期GDP [前期比年率/前年比] |
△ | -0.2% | +3.8% | ||||||||||
+1.9% | +2.0% | |||||||||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | -0.7% | +2.6% (+2.5%) |
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↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | ±0.0% | +2.0% (+2.1%) |
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22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.70% | +0.76% | ||||||||||
+11.75% | +12.86% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | B | +0.5% | +0.6% | |||||||||||
22:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | A | 83.0 | 82.3 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +5 | +7 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | BB | 310億ドル | |||||||||||
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羊飼いの都合により、5月26日~5月30日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、5月26日~5月30日の戦略コメントはお休み
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