本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『今週末に[ECB金融政策]と[米国の雇用統計]の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時30分:豪)小売売上高
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
・13時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・17時28分:英)建設業PMI
・18時00分:欧)失業率
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・6月・月初め要因(6月の月初め2営業日目)
・米国議会選挙予備選挙
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・ユーロ売りが優勢な流れ
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・ウクライナ情勢
などの要因も重要。
★★★
6月の月初め2営業日目。
米国の経済指標は、製造業受注指数ぐらいしかない。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は102円を挟んでの上下、ユーロドルは1.360を挟んでの上下で終始した。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後、米国の経済指標の良い結果や主要な株式市場が堅調なことから、ドル円は上値を試し、ユーロドルは下値を試している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、ユーロ売りが優勢な流れ、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向に注目したい。
また、6月・月初め要因や今週末に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を控える点も重要。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時00分:中)非製造業PMI
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。豪ドルとの関連も深い
・10時30分:豪)小売売上高
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
→発表で豪ドルへの影響は大きめ。小売売上高がメイン。ただ、直後に金融政策発表を控えてどこまで動くか
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。豪ドルとの関連も深い
・13時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→発表内容にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい
・17時28分:英)建設業PMI
→発表でポンドへの影響はまずまず
・18時00分:欧)失業率
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→発表でユーロへの影響は大きめ。CPIがメイン
・23時00分:米)製造業受注指数
→本日の米国のイベントは、経済指標は製造業受注指数ぐらいしかない。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向は引き続き重要となるだろう。
また、6月・月初め要因や今週末に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を控える点にも注意したい。
■6月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ユーロ売りが優勢な流れ
▼ドル売りが優勢な流れ
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の金融政策への思惑
▼ウクライナ情勢
▼今週(6/2~)に→オーストラリア、英国、欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(6/9~)に→ニュージーランド、日本の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼4日(水)に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]
▼5日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見(利下げが市場のコンセンサス)]
▼6日(金)に[米)雇用統計]
▼6月の月初め要因
▼4日・5日に[G7サミット]
▼米国議会選挙予備選挙が開始
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6月3日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国議会選挙予備選挙 | ||||||||||||||
10:00 | 中)非製造業PMI | ◎ | - | 54.8 | ||||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
豪)第1四半期経常収支 | ○ | -70億 | -101億 | |||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【改定値】 | ◎ | 49.7 | 49.7 | ||||||||||
13:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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17:28 | 英)建設業PMI | ○ | 61.0 | 60.8 | ||||||||||
18:00 | 欧)失業率 | ○ | 11.8% | 11.8% | ||||||||||
欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +0.6% | +0.7% | |||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | B | +0.5% | +1.1% (+0.9%) |
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米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 46.8 | 45.8 | |||||||||||
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様子見
戻り売り
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