ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

イラク情勢までも悪化でドル円101円台へ、
戻り売り態勢を続行!

2014年08月08日(金)15:07公開 (2014年08月08日(金)15:07更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日の欧州序盤では、ドル円は102.30レベル、ユーロドルは1.3375あたりだった。その前日にロシアの報復制裁などで地政学的なリスクが高まり、ドル円もユーロドルも安いほうに突っ込んだ後の戻りである。底流にあるファンダメンタルズは確実にリスクオフなので、この戻しは完全にポジション調整の域を出ないものだろう。そう考えて私はドル円かユーロ円の売り場探しに徹しようと思った。本格的に下がるのはニューヨーク時間にはいってからだろう。

 ECBやBOEの金利会合では変更はなし。まったくの予想通り。ドラギ総裁の会見の始まる21時半が過ぎると、ユーロドルがピョンと跳ねた。まさか金融緩和の反対側のことを言うわけもないので、何でユーロ買いが起こったのかはわからない。これも朝から続いているコレクションの一環か。それでもユーロドルは1.34台に乗せてくることはなかった。

 ドラギ総裁の発言の内容を調べてみると、これまでとほとんど変わらないことしかいっていない。「地政学的リスクを注視」とかは言われなくても分かっていることだし、「金融緩和はアメリカよりも長く続く」というのも当然だろう。それでもそうした緩和姿勢を繰り返して強調したせいか、ようやくユーロドルは下がり基調になってきた。

 ドル円のほうはあまり動いていないので、手を出す気が起こらない。ユーロドルが落ちてきたところの1.3374を売ってみた。それまでの高値が1.3393だったので、1.3395でとりあえずストップ注文を置いておく。

 そうした金融当局の強い緩和姿勢もあって、米国株は強く始まった。やはりリバウンドに向かうのか。しかしユーロドルは下げてきた。株価が強いので、この局面では私は買い戻したいところ。幸いにもこの下げてきた局面を利用で買い戻すことにした。

 ユーロドルは1.3350を割れて来たのだから、今週の安値である1.3333が短期的なサポートとしてワークしているはずだ。1.3347で買い戻したが、ベアなスタンスは変わらない。今度売るとしたら、1.3333を割れてきてからにすればいい。

 夜は寝てしまったが、夜中にウクライナ情勢が悪化した。NATOの事務総長がロシアに対して断固たる措置を取ると表明したのだ。武力衝突もありかということになって、マーケットではリスク回避が大きく進んだ。堅調だった米国株だったのに、これを契機に反転・下落へ。ドル円も落ちるには落ちたが、102.00までで、101円台には突入しなかったようである。それゆえにクロス円はリスクオフで全面安になったものの、下げ幅は小さい。

 株安でかえってきた本日のアジア時間。どちら向きに攻めるのだろうかと注目が集まった。順当にいくならば、流れに沿ってそのまま下攻め。つまり株安、金利安に向かうだろうと想像する。それはクロス円の下落を意味する。しかし東京オープンでは、それほどもトレンドフォローは起こらなかった。むしろショートカバー。

 それが10時半あたりにオバマ政権がイラクに空爆することを決定したと伝わった。これは最近、ケアしていなかった事柄である。マーケットは過大にリスク回避に向かい、グローベックスでの米国株は急落。日本株ももちろん大幅安。そしてドル円もかんたんに102円割れを喫して、101.61まで安値をつけた。ランチタイムにいたるまでにはやや日本株も戻しつつあったが、ここまで押し込まれると戻りは鈍いだろう。ドル円もしかりで、私は戻り売りで臨むつもりだ。

日本時間 15時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
人気FX会社ランキング メキシコペソ比較 バイナリーオプション比較
人気FX会社ランキング メキシコペソ比較 バイナリーオプション比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る