昨日の欧州序盤では、ドル円は102.25アラウンド。ユーロドルは戻り中の1.3370であった。リスク性の高いもの、例えば株価といったものは金曜日に下ヒゲの長いものを形成しているので、なかなか下がらないだろうという予測がつく。そしてリスクの度合いに振らされるドル円も同じ形をしているので、底堅いだろう。
こんなときはドル円を買いたいのだが、そう簡単にはゆるんではくれない。まあこれも想像がつくので、どこかで目をつぶって買っていかないといけなくなる。下がったところを拾うという、あまり虫のいいことを期待するのはやめておくべき局面なのだろう。
ドイツの景況指数が悪かったので、ユーロは軟化した。ユーロドルは1.3350をも下回ってきた。ここまで来ると、今年の最安値である1.3333が気にかかる。このレベルでは何度も止められて、ユーロは50ポイント以上も反発している。当面の間はかなり強力なサポートとしてワークしているのが現状だ。ドル円は動かないので、ユーロドルをテクニカルに沿った形でやってみよう。
つまり1.3333の手前で買ってロングにし、それをブレークしたところ、1.3330で投げ売りするのだ。これならば損失は大したことはないし、逆張りなので当たったら利益は大きい。取るべきリスクに得られるリターンが見合うというものだ。ただし下攻めしているので勝率は悪いのは仕方がない。1.3339でユーロドルを買うことができた。テクニカルポイントが明確だったから、買うべきポイントもわかりやすかった。後はストップ注文を1.3330で置いて、マーケットにゆだねるのみだ。
ニューヨーク勢が参入するとともに、ドル円が落ちてきた。落ちそうにも見えなかったドル円だったが、102.10あたりまで下がってきた。何の材料も出ていないので、一部のポジション調整によるものだろう。同じくドル売られるという形で、ユーロドルも上がってきた。せっかく下攻めをしていたというのに。私は1.3375で利食いの売り注文を出してみたが、このステージでは1.3360あたりまでしか反発しなかった。
2回目に上がってきたときには前回がどこまで上がったのを知っているので、対処しやすい。とりあえずもっと上がるかもしれないが、1.3360で一度止めるのである。それ以降の動きはネクストアクションとなる。一方でドル円の102円の大台は割れなかった。やはりドル円はまだ押し目買いスタンスで臨むべきなのだろう。
今週は日本がお盆休みなので、アジア時間では値動きが鈍くなっている。地政学的なリスクなども欧州時間に集中しているので、ますますアジア時間の存在感は薄まっている。事実、朝に出た日本のGDPでは全くの無反応であった。
今夕にはイギリス絡みのイベントが多い。雇用関連のデータとインフレ関連が出るのだ。最近はポンド金利の先高観の話が小さくなっているが、アメリカに続いてのタイトニングの始まりを示すものなので、とりあえず要ウォッチであることには違いない。
日本時間 15時10分
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