本日の為替相場の焦点は、『5月下旬から加速しているドル買いの流れ』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&総裁の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・16時55分:独)失業率&失業者数
・17時30分:英)建設業PMI
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月初め要因(6月の月初め2日目の営業日)
・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]
・明日に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]
・6月5日(金)に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・ギリシャ問題
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・金融当局者や要人による発言
・ドイツ国債の利回りの動向
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑
などの要因が重要。
★★★
本日は、6月の月初め2日目の営業日で、[豪)RBA政策金利&声明発表]が行われる。
また、明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]、週末金曜日に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]を控える。
米国の経済指標は、[米)製造業受注指数]ぐらいしか予定されていない。
経済指標以外のイベントは、特にない。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初こそ英国と米国が休場で動意薄&揉み合いとなったが、その後は前週と同様にドル買いの流れが加速。ドル円は大きく上昇して一時 124円半ばまで&ユーロドルは大きく下落して一時1.08前半まで。週末にかけて、ユーロドルは反発が優勢となり&ドル円は高値圏を維持した。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後は、再びドル買いが優勢となっている。ドル円は一時124.9レベルまで上昇し&ユーロドルは一時1.090割れまで下落した。
直近の為替相場は、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、ギリシャ問題、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)などが主な焦点。
本日の為替相場は、5月下旬から加速しているドル買いの流れに最大限注意しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利及び主要な株式市場の動向、欧州の金融政策への思惑、ギリシャ問題などと共にその行方を見極めたい。
また、月初め要因や明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]、週末金曜日に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
→発表での豪ドルへの影響はまずまず
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→据え置きがコンセンサス。声明が重要となるが、サプライズがなくても今後の金融政策への思惑で大きく動きやすい
・16時55分:独)失業率&失業者数
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・17時30分:英)建設業PMI
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→発表でのユーロへの影響は大きい。明日にECBの金融政策の発表を控えて、思惑が発生しやすくユーロが大きく動くキッカケになりやすい
・23時00分:米)製造業受注指数
→米国の経済指標は、[米)製造業受注指数]ぐらい
経済指標以外のイベントは、特にない
5月下旬から加速しているドル買いの流れがどうなるかが重要
6月の月初め2日目の営業日
また、水曜日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]&週末金曜日に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]を控える
■6月1日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドルの方向性
▼ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼ギリシャ問題
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(6/1~)に→オーストラリア、欧州、英国の金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
▼来週(6/8~)に→ニュージーランドの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
▼6月の月初め要因
▼6月3日(水)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]
▼6月3日(水)に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]
▼6月5日(金)に[米)雇用統計]の発表
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6月2日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月初め要因(6月の月初め2日目の営業日) ・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見] ・明日に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)] ・6月5日(金)に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率] |
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10:30 | 豪)第1四半期経常収支 | ○ | -108億 | -96億 | ||||||||||
13:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.00% 据え置き |
25bp 利下げ 2.00% |
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16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.4% | 6.4% | ||||||||||
↑・失業者数 | -1.0万人 | -0.8万人 | ||||||||||||
17:30 | 英)建設業PMI | ○ | 55.0 | 54.2 | ||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +10億 | +12億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +0.2% | ±0.0% | ||||||||||
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | +0.2% | |||||||||||
-2.0% | -2.3% | |||||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | -0.1% | +2.1% | ||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 49.8 | 49.7 | |||||||||||
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