本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『今週に入って加速しているドル売りの流れ』、そして『来週に[米)FOMC結果発表]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・11時50分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・29時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌6時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
・来週・17日(水)に[米)FOMC結果発表]
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・ギリシャ問題
・ドイツ国債の利回りの動向
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑
などの要因が重要。
★★★
本日は、10日の五十日。
また、明日に[NZ)RBNZ政策金利&声明発表&ウィーラーRBNZ総裁の記者会見]、来週・17日(水)には[米)FOMC結果発表]を控える。
米国の経済指標の発表は、[米)財政収支]ぐらいしかない。
経済指標以外のイベントは、[米)週間原油在庫]と[米)10年債入札]が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米・雇用統計の良い結果を受けてドル買いが加速。ドル円は大きく上昇して年初来高値を更新し&ユーロドルは大きく下落して一時1.10半ばまで下落した。ドルが堅調な地合いはその後も継続して、ドル円は高値圏&ユーロドルは安値圏のまま引けた。
今週の為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後は、先週までとは一転してドル売りが加速。ドル円は何度か124円割れまで下落し&ユーロドルは一時1.13半ばまで上昇した。
直近の為替相場は、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)、ギリシャ問題、 ドイツ国債の利回りの動向などが主な焦点。
本日の為替相場は、今週に入って加速しているドル売りの流れの行方に注視しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利及び主要な株式市場の動向、原油価格の動向、 ドイツ国債の利回りの動向などと共にその行方を見極めたい。
また、来週に[米)FOMC結果発表]を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・11時50分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及内容次第。今後の金融政策への思惑次第で大きな反応も
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)財政収支
→米国の経済指標の発表は、[米)財政収支]ぐらい
経済指標以外のイベントは、[米)週間原油在庫]と[米)10年債入札]が予定
また、来週・17日(水)には[米)FOMC結果発表]を控える
今週に入って先週とは一転してドル売りが加速している。来週に利上げの可能性もあるFOMC結果発表を控えて、この流れがどうなるかが重要
・29時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→言及内容次第。今後の金融政策への思惑次第で大きな反応も
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌6時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
→据え置きが濃厚でサプライズはないと思われる。声明と総裁の記者会見での言及内容に注意。いずれにしても大きく動くキッカケになりやすい
■6月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドルの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼ギリシャ問題
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(6/8~)に→ニュージーランドの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
▼来週(6/15~)に→日本、スイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼17日(水)に[米)FOMC結果発表]
▼19日(金)に[日)日銀金融政策結果発表]
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6月10日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・10日の五十日 ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ( ・明日に[NZ)RBNZ政策金利&声明発表&ウィーラーRBNZ総裁の記者会見] ・来週・17日(水)に[米)FOMC結果発表] |
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08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
-2.2% | -2.1% | |||||||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | -2.1% | +2.9% | |||||||||||
-1.4% | +2.6% | |||||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 102.4 | ||||||||||
11:50 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.5% | ||||||||||
+0.6% | +0.7% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.4% | |||||||||||
+0.4% | +1.1% | |||||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | +0.4% | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -194.8万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | BB | 210億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -970億 | +1567億 | ||||||||||
29:00 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 3.50% 据え置き |
3.50% 据え置き |
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翌 06:05 |
NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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