本日の為替相場の焦点は、『[ギリシャの国民投票]明けでの反応』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時00分:独)製造業受注
・16時15分:ス)消費者物価指数
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・[米)雇用統計]の発表明け
・[ギリシャの国民投票]明け
・米国が独立記念日での連休明け
・週明け要因
・ギリシャ懸念(5日に国民投票)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・中国の株式市場の動向(直近で大きく下落)
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・ドイツ国債の利回りの動向
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
などの要因が重要。
★★★
本日は、[ギリシャの国民投票]明け及び米国が独立記念日での連休明けの週明け月曜日。
米国の経済指標は、[米)ISM非製造業景況指数]がメイン。
経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ギリシャのデフォルト懸念でユーロ売りとリスク回避の流れが加速。ドル円は下落後に上値重く揉み合いとなり&ユーロドルは下値を試した 後イッテコイとなるなど大きめに上下した。その後、、米・雇用統計の発表を控えてドル円は上昇し&ユーロドルは下落したが、米・雇用統計の弱い内容を受け てドル売りが優勢となってドル円は下落し&ユーロドルは上昇した。
週明けの為替相場は、ギリシャの国民投票で緊縮策受け入れ反対が多数となる見通しが強まったことで、ユーロ売り及びリスク回避の流れが加速。ドル円もユーロドルも大幅下落で大きく窓を空けて始まっている。
直近の為替相場は、ギリシャ懸念(5日に国民投票)、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、中国の株式市場の動向(直近で大きく下落)、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日の為替相場は、[ギリシャの国民投票]明けでの反応に最大限注視しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利及び主要な株式市場の動向や米国の金融政策への思惑などと共にその行方を見極めたい。
また、米国が連休明けとなる点や注目度の高い米国の経済指標の発表も重要。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・15時00分:独)製造業受注
→未知数
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はそれなり
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→米国の経済指標は、[米)ISM非製造業景況指数]がメイン
経済指標以外のイベントは、特に予定されていない
[ギリシャの国民投票]明け及び米国が独立記念日での連休明けの週明け月曜日
週明け&米国連休明けの本日は、連休明けのNY勢が[ギリシャの国民投票]の結果やギリシャ懸念に対してどこまで反応するのかが重要
■7月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ギリシャ懸念(5日に国民投票)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼中国の株式市場の動向(直近で大きく下落)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(7/6~)に→オーストラリアと英国の金融政策発表や米国の議事録公表が予定
▼来週(7/13~)に→日本と欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼[ギリシャの国民投票]明け
▼米国が独立記念日での連休明け
▼8日(水)に[米)FOMC議事録公表]
▼7月中旬に[米)イエレンFRB議長の議会証言(半期に1度の金融政策および経済情勢に関するもの)]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
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7月6日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[米)雇用統計]の発表明け ・[ギリシャの国民投票]明け ・米国が独立記念日での連休明け ・週明け |
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14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | 109.1 | 111.0 | ||||||||||
106.2 | 106.4 | |||||||||||||
15:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
○ | -0.4% | +1.4% | ||||||||||
+3.8% | +0.4% | |||||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.2% | ||||||||||
-1.2% | -1.2% | |||||||||||||
22:45 | 米)マークイットサービス業PMI【確報値】 | C | 54.9 | 54.8 | ||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 55.5 | 62.3 | ||||||||||
米)ISM非製造業景況指数 | S | 56.4 | 55.7 | |||||||||||
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