昨日は欧州序盤では、ドル円は124円台のミドル、そしてユーロドルは1.10台の後半であった。どうせ動きはないだろうと思って見ていたら、ユーロドルが下がってきた。何かドル買いの材料でも出たのかな、と考えてドル円を見てみても、動いていない。ユーロ固有の問題なのかもしれない。
そうは言っても動かなそうだと基本思っているのもあり、あんまりやる気のないままに材料を探していたら、ユーロドルはすぐに元のレベルに戻ってきた。あっけなく戻ったことで、さらにもうユーロ売りを仕掛ける意欲はなくなった。
材料の少ない中、ニューヨーク勢の参入待ち。アメリカの経済指標であるニューヨークの景況指数が出たが、これが予想を大きく下回った。それでもドル売りに傾いたのは瞬間的なものであって、しかも値幅は極めて小さいものであった。
それまでが動いていないのだから、大きく動いたように見えただけで、20ポイントか30ポイント程度のものだった。これは動かないだろうなという想定のもと、私も早めに就寝した。
昨日の一日を通じても、ドル円の値幅は30ポイントほどで、ユーロドルは60ポイントほどである。ますます動かなくなってきて、とても100ポイントも動きそうもない。
動かないことを前提に、それでも儲けないといけないから、ポジションを多めに取ろうとしているのだが、それがなかなか思い切りよくできない。動かないのにポジションを持つことに、本能的にちょっと嫌だなぁと思ってしまっているのかもしれない。
8月はまだ10営業日ほど残ってはいるが、イベントだけを考えても、来週までは動きそうもない。遅い夏休みを取った方が労力の節約になって、いいのかもしれない。ギリシャの債務問題も目先は何の懸念もなくなってしまったし、また中国の通貨切り下げも誰も問題にしなくなってしまっているのだから…。
日本時間 15時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)