本日の為替相場の焦点は、『人民元及び中国の株式市場の動向』と『主要な株式市場及び原油価格の動向』、そして『[米)雇用統計]の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)小売売上高
・17時15分:ス)消費者物価指数
・18時30分:英)貿易収支
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・22時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の金融政策への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・人民元の下落や中国当局の介入
・金融当局者や要人による発言
・サウジアラビアとイランの断交問題
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・日本の金融政策への思惑
などが重要。
★★★
週末金曜日。
米国の経済指標の発表は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
直近の金融市場において、米国の株式市場の動向は金融市場全体の方向性を見極める上で重要な要因となっており、米国の長期金利(米国債)の動向は為替相場との連動性が高く、金・原油などの商品市場の動向は市場の注目を集めている。
今週の為替相場は、年明けからリスク回避の流れが加速。当初、為替相場は[円買い・ユーロ売り・ドル買い]で反応して、ドル円は一時119円割れまで下落 し&ユーロドルは一時1.08割れまで下落した。しかし6日頃からは、[円買い・ユーロ買い・資源国通貨売り・ドル売り]の流れが強まり、ドル円は更に下 値を試して一時117.3レベルまで下落し&ユーロドルは大きく反発後に加速して一時1.094レベルまで上昇している。
本日は、人民元と中国の株式市場の動向と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表での反応が重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい。直近では豪ドルが売られやすい地合いになっている
・17時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はそれなり
・18時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・22時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい。米・雇用統計と発表時刻が同じであることにも注意
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
→米国の経済指標の発表は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン
米国の経済指標以外のイベントは、特に予定されていない
週末金曜日
週初からの[円買い・ユーロ売り・ドル買い]の流れが→6日頃から[円買い・ユーロ買い・資源国通貨売り・ドル売り]の流れとなり、昨日は弱まる事なく加速
本日は、人民元と中国の株式市場の動向と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表での反応が重要
■1月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル、ユーロ、円の方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼今週(1/4~)に→米国の議事録公表が予定(主要国の金融政策発表の予定はない)
▼来週(1/11~)に→英国の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼年末・年始要因(月初め&四半期初め&年初め、市場参加者が少なくチョッピーな動きになりやすい、etc.)
▼6日・水曜日に[米)FOMC議事録公表(12月15日・16日開催分)]
▼8日・金曜日に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表
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1月8日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 | ||||||||||||||
07:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 50.7 | ||||||||||
09:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | +0.5% | ||||||||||
15:45 | ス)失業率 | × | 3.6% | 3.4% | ||||||||||
16:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +0.2% | ||||||||||
+0.5% | ±0.0% | |||||||||||||
独)貿易収支 | × | +202億 | +225億 (+223億) |
|||||||||||
独)経常収支 | × | +210億 | +230億 | |||||||||||
17:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | -0.1% | ||||||||||
-1.2% | -1.4% | |||||||||||||
18:30 | 英)貿易収支 | ○ | -105.00億 | -118.27億 | ||||||||||
22:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.1% | 7.1% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万人 | -3.57万人 | ||||||||||||
加)住宅建設許可 | ○ | -2.9% | +9.1% | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +20.0万人 | +21.1万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 5.0% | 5.0% | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+2.7% | +2.3% | |||||||||||||
24:00 | 米)卸売在庫 | C | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
米)卸売売上高 | C | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +185.00億 | +159.82億 | ||||||||||
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[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
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