本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響』と『主要な株式市場&米・長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第1四半期日銀短観
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時45分:中)財新製造業PMI
・17時30分:英)製造業PMI
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・4月月初め・四半期初め・年度初め(本日が4月最初の営業日)
・週末
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、週末金曜日及び4月月初めでの最初の営業日で、四半期初め・年度初めでもある。
米国の経済指標は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン。
その他、[米)ISM製造業景況指数]や[米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]も発表される。
米国の経済指標以外のイベントは、FRB関係の要人発言が複数予定されている。
※[米)雇用統計]は、金融市場にとって月に一度のビッグイベントとも言われるほど注目度及び市場影響度が大きいもので、この発表内容とその後の流れ次第ではここまでの金融市場の流れが一変する可能性もあり得る。
今週の為替相場は、週明けに小幅に円売り方向に窓を空けてスタートした後は、ドル円は上値を試して一時113円後半まで上昇し&ユーロドルは一時1.12 前半まで上昇した。しかし、29日のNY市場でイエレンFRB議長の発言を受けて、一転ドル売りが優勢となった。その後も、株高・ドル安の流れが継続し て、ドル円は一時112円割れ直前まで下落し&ユーロドルは一時1.14前半まで上昇している。
本日は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響が最も重要となる。
その他、主要な株式市場&米・長期金利&原油価格の動向や週末及び月初め・四半期初め・年度初め要因にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第1四半期日銀短観
→発表で日本の株式市場や日本円が変動しやすい
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時45分:中)財新製造業PMI
→注目度は非常に高い。特にアンオフィシャルな財新が重要。人民元や中国の株式市場だけでなく、世界の金融市場への影響に注目したい
・17時30分:英)製造業PMI
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→本日は、金融市場にとって月に1度のビッグイベントと言われるほど注目度及び市場影響度が大きい米・雇用統計発表での影響が最も重要
主要な株式市場、米国の長期金利、原油価格の動向などと共に注視
21時30分の米・雇用統計発表後にも23時に注目度の高い経済指標の発表が行われる点にも注意
米・雇用統計発表後の流れを加速させる方向に反応しやすいと思われる
■3月28日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼人民元の動向
▼今週(3/28~)→主要国の金融政策発表や議事録公表は予定されていない
▼来週(4/4~)→オーストラリアの金融政策発表や欧州、米国の議事録公表が予定されている
▼イースター休暇明け
▼月末・四半期末・年度末要因
▼月初め・四半期初め・年度初め要因
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
▼週末に[米)雇用統計]の発表を控える
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4月1日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・4月月初め・四半期初め・年度初め(本日が4月最初の営業日) ・週末 |
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06:00 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
07:30 | 豪)AIG製造業指数 | × | - | 53.5 | ||||||||||
08:50 |
日)第1四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
◎ | +8 | +12 | ||||||||||
↑・[大企業製造業先行き] | +7 | +7 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | +24 | +25 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | +20 | +18 | ||||||||||||
↑・[設備投資計画] | -0.7% | +10.8% | ||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 49.4 | 49.0 | ||||||||||
中)非製造業PMI | ◎ | - | 52.7 | |||||||||||
10:45 | 中)財新製造業PMI | ◎ | 48.3 | 48.0 | ||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | △ | - | +0.2% | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | × | 51.1 | 51.6 | ||||||||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 50.4 | 50.4 | ||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 51.4 | 51.4 | ||||||||||
17:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 51.2 | 50.8 | ||||||||||
18:00 | 南ア)製造業PMI | × | 48.0 | 47.1 | ||||||||||
21:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +20.5万人 | +24.2万人 | ||||||||||
↑・失業率 | 4.9% | 4.9% | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.2% | -0.1% | ||||||||||||
+2.2% | +2.2% | |||||||||||||
22:45 | 米)製造業PMI【確報値】 | C | 51.5 | 51.4 | ||||||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 51.0 | 49.5 | ||||||||||
米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 90.5 | 90.0 | |||||||||||
米)建設支出 | C | +0.1% | +1.5% | |||||||||||
25:00 | 米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
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[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
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