本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時30分:豪)第1四半期GDP
・10時45分:中)財新製造業PMI
・17時30分:英)製造業PMI
・18時00分:日)安倍首相の記者会見
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月初め(本日が6月・月初めでの最初の営業日)
・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
・3日(金)に[米)雇用統計]の発表を控える
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の消費税増税延期絡みの話題
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・金融市場のリスク許容度
などが重要。
★★★
本日は、6月・月初めでの最初の営業日で、[日)安倍首相の記者会見]が行われる。
また、明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]、週末に[米)雇用統計]の発表を控える。
米国の経済指標は、[米)ISM製造業景況指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]が予定されている。
今週の為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル買いの流れが強まってドル円は上値を試して一時111円半ばまで上昇し&ユーロドル は下値を試して一時1.11割れまで下落した。しかし、その後はドル買いに対する巻き戻しが起こるなど方向感のない推移が続いている。
本日は、引き続き、直近で強まっているドル買いの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点、週末に[米)雇用統計]の発表を控える点での影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時45分:中)財新製造業PMI
→最近は影響力が弱まっているが、中国の株式市場を中心に世界の金融市場への影響に注目
・10時30分:豪)第1四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響はカナリ大きなモノになりやすい
・17時30分:英)製造業PMI
→発表での英ポンドへの影響はカナリ大きなモノになりやすい
・18時00分:日)安倍首相の記者会見
→消費税増税再延期を発表するかどうか、そして発表した場合に金融市場はどう評価するかに注目
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→週初にドル買いの流れが強まった後はは方向感のない推移が続いている
注目度の高い経済指標の発表での反応もマチマチ
だが、本日の[米)ISM製造業景況指数]は注目度も非常に高く、発表での金融市場への影響は大きなモノになりやすいと思われる
週末に[米)雇用統計]の発表を控えて、明確な方向性が出るかどうかに注目
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
また、明日には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控えるため、ユーロの動きにも注意したい
■5月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼日本の消費税増税延期決定での反応
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(5/30~)→ユーロ圏の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(6/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[G7サミット]明け
▼6月2日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]
▼2日に[OPEC総会]
▼6月3日に[米)雇用統計]の発表
▼英国と米国が連休明け(30日月曜日が祝日)
▼5月の月末要因
▼6月の月初め要因
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6月1日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月初め(本日が6月・月初めでの最初の営業日) ・OECDが世界経済見通しを発表 ・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える ・3日(金)に[米)雇用統計]の発表を控える |
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08:30 | 豪)AIG製造業指数 | × | - | 53.4 | ||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 50.0 | 50.1 | ||||||||||
中)非製造業PMI | ○ | - | 53.5 | |||||||||||
10:30 |
豪)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.8% | +0.6% | ||||||||||
+2.8% | +3.0% | |||||||||||||
10:45 | 中)財新製造業PMI | ◎ | 49.2 | 49.4 | ||||||||||
14:45 |
ス)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
× | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+0.9% | +0.4% | |||||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | × | - | -1.3% | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | × | 54.0 | 54.7 | ||||||||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 52.4 | 52.4 | ||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 51.5 | 51.5 | ||||||||||
17:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 49.6 | 49.2 | ||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +16億 | +19億 | |||||||||||
18:00 | 南ア)製造業PMI | × | - | 54.9 | ||||||||||
日)安倍首相の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +2.3% | ||||||||||
22:45 | 米)製造業PMI【確報値】 | C | 50.5 | 50.5 | ||||||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 50.3 | 50.8 | ||||||||||
米)建設支出 | C | +0.6% | +0.3% | |||||||||||
27:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | BB | - | - | ||||||||||
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111円をバックに戻り売りを回転(今後も111円半ばを上抜けないと想定して、109円半ばヨリ上で戻り売り。それを回転させる事で利益を積み重ねる)
明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控えるため様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)