本日の為替相場の焦点は、『直近で強まっているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・15時00分:独)小売売上高
・16時55分:独)失業率&失業者数
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・英国と米国が休場明け
・月末(本日が5月・月末での最後の営業日)
・6月2日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
・6月3日(金)に[米)雇用統計]を控える
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・欧州の金融政策への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の消費税増税延期絡みの話題
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、英国と米国が休場明けの5月・月末での最後の営業日。
また、2日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]、3日に[米)雇用統計]を控える。
米国の経済指標は、[米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]と[米)シカゴ購買部協会景気指数]、[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
先週の為替相場は、週初からドル買いが優勢となって、ドル円は一時110円前半まで上昇し&ユーロドルは一時1.11前半まで下落した。その後、ドル買い が一巡したことで週末にかけて方向感のない動きとなっていたが、週末に行われたイエレンFRB議長の発言で早期利上げ期待が高まった事で、再度ドル買いが 強まり、ドル円は110円半ばまで上昇し&ユーロドルは1.11割れ間近まで下落した。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル買いの流れが強まって、ドル円は上値を試して一時111円半ばまで上昇し&ユーロド ルは下値を試して一時1.11割れとなった。しかし、欧州市場以降は英国と米国が休場だった影響からか、戻りが優勢となってドル円は111円前半まで下落 し&ユーロドルはイッテコイとなって1.11半ばまで上昇した。
本日は、直近で強まっているドル買いの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の金融政策への思惑、6月2日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点での影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は大きなモノになりやすい
・10時30分:豪)第1四半期経常収支
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・15時00分:独)小売売上高
・16時55分:独)失業率&失業者数
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→CPIがメイン。どれも発表での影響うんぬんよりは欧州勢が動き出すキッカケとして注視したい
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→連休明けのロンドン市場とNY市場がどう動くかに注視
相場の流れ的には、直近で強まっているドル買いの流れがどうなるかが重要
先週の金融市場は、米国の経済指標の発表では概ね敏感に反応した
今週は、週末に米雇用統計を控えるため、引き続き敏感に反応しやすいと考える
また、2日(木)には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]も控えるため、ユーロの動きも気になるところ
■5月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼日本の消費税増税延期決定での反応
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(5/30~)→ユーロ圏の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(6/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[G7サミット]明け
▼6月2日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]
▼2日に[OPEC総会]
▼6月3日に[米)雇用統計]の発表
▼英国と米国が連休明け(30日月曜日が祝日)
▼5月の月末要因
▼6月の月初め要因
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5月31日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英国と米国が休場明け ・月末(本日が5月・月末での最後の営業日) ・6月2日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える ・6月3日(金)に[米)雇用統計]を控える |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | - | -9.8% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 3.2% | 3.2% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.30 | 1.30 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | -1.5% | +3.8% | ||||||||||
-5.0% | +0.2% | |||||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業信頼感 | △ | - | +6.2 | ||||||||||
↑・ANZ企業活動見通し | - | +32.1 | ||||||||||||
10:30 | 豪)第1四半期経常収支 | ○ | -195億 | -211億 | ||||||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | -3.0% | +3.7% | |||||||||||
-6.7% | -6.5% | |||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +4.1% | +8.4% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +19.8% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.9% | -1.1% (-1.4%) |
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+1.7% | +0.7% | |||||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.2% | 6.2% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.5万人 | -1.6万人 | ||||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | -0.1% | -0.2% | ||||||||||
欧)失業率 | △ | 10.2% | 10.2% | |||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -2億 | +29億 | ||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
↑・第1四半期GDP | +2.8% | +0.8% | ||||||||||||
米)個人所得 | A | +0.4% | +0.4% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.7% | +0.1% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.1% | +0.8% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | +0.70% | +0.66% | ||||||||||
+5.11% | +5.38% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 50.5 | 50.4 | ||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 96.3 | 94.2 | ||||||||||
23:30 | 米)ダラス連銀製造業活動指数 | C | -8.0% | -13.9% | ||||||||||
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羊飼いの都合により、5月23日~5月31日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、5月23日~5月31日の戦略コメントはお休み
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