本日の為替相場の焦点は、『[英国のEU離脱決定]での影響』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・翌8時00分:米)パウエルFRB理事の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・18時00分:英)BOE臨時オペ
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・ECBフォーラム(27日~29日開催)
・EU首脳会合(28日・29日開催)
・米国の主要企業の決算発表(ナイキ、その他)
・[英国のEU離脱決定]での影響
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、明日にかけて[ECBフォーラム(27日~29日開催)]と[EU首脳会合(28日・29日開催)]が行われる他、[欧)ドラギECB総裁の発言]や[英)BOE臨時オペ]も行われる。
米国の経済指標は、[米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】]と[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)パウエルFRB理事の発言]が予定されている。
先週の為替相場は、23日に行われた英国の国民投票でサプライズ的にEU離脱が決定した事で、金融市場は大混乱となった。英国のEU離脱での影響を懸念し てポンドとユーロを中心に大きく売られた他、世界の株式市場が大きく下落してリスク回避の流れが加速し、円が大きく買われた。ドル円は一時99円割れとな り&ユーロドルは一時1.09前半まで下落した。震源地である英国の通貨ポンドは怒濤の如く売られた。
週明けの為替相場は、ポンド売り&ユーロ売り&円買い方向に大きく窓を空けてはじまった。その後、ドル円は戻されてイッテコイも始終上値の重い展開となり&ユーロドルは安値圏での揉み合いとなり&ポンド絡みの通貨ペアはジリジリと売られ続けた。
本日は、[英国のEU離脱決定]での影響と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、[ECBフォーラム(27日~29日開催)]と[EU首脳会合(28日・29日開催)]、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第。今後の金融政策や英国のEU離脱に関する言及でユーロが動くキッカケになりやすい
・18時00分:英)BOE臨時オペ
→以前から英国の国民投票後に予定されていたものだが、その中身に注目したい
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・翌8時00分:米)パウエルFRB理事の発言
→引き続き、[英国のEU離脱決定]での影響が重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
現状の為替相場は、[英国のEU離脱決定]での影響が大きすぎて、他の要因は目に入らない感じ
今の段階では、注目度の高い米国の経済指標の発表やFRB関係者の発言での影響は限定的となりやすいか
歴史的サプライズが起こった直後であり、相場は未だ乱高下必至で、非常に難しい局面
■6月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]明け
▼28日に[米)BOE臨時オペ]を控える
▼来週(8日)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼英国のEU離脱決定での影響
▼主要な株式市場の動向
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼日本の為替介入に対する思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(6/27~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(7/4~)→オーストラリアの金融政策発表とユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]明け
▼6月の月末要因
▼7月の月初め要因
▼4日に米国の独立記念日を控える(米国が今週末から連休入り、1日の債券市場が短縮取引となる)
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6月28日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ECBフォーラム(27日~29日開催) ・EU首脳会合(28日・29日開催) ・世界経済フォーラム夏季ダボス会議(27日・28日開催) ・米国の主要企業の決算発表(ナイキ、その他) |
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15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -0.1% | ||||||||||
-5.8% | -6.6% | |||||||||||||
17:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 英)BOE臨時オペ | ◎ | - | - | ||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | × | - | +7 | ||||||||||
21:30 | 米)第1四半期GDP【確報値】 | S | +1.0% | +0.8% | ||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +2.0% | +1.9% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +0.6% | +0.6% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +2.1% | +2.1% | ||||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | +0.58% | +0.85% | ||||||||||
+5.41% | +5.43% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 93.5 | 92.6 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +3 | -1 | |||||||||||
25:00 | ス)ツアブリュックSNB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
翌 08:00 |
米)パウエルFRB理事の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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押し目でのロングを回転 (※14時過ぎの想定→NYダウが前日比でマイナス100ドル以内にある事を条件、押し目は101円前半~102円前半で反発したところをロング、利益確定は101円後半~102円半ば)
様子見
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