本日の為替相場の焦点は、『[英国のEU離脱決定]での影響』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『金融当局者や要人による発言』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・08時00分:米)パウエルFRB理事の発言
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・23時30分:米)週間原油在庫
に注目が集まる。
米国以外では、
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月末(明日が6月・月末での最後の営業日)
・ECBフォーラム(27日~29日開催)
・EU首脳会合(28日・29日開催)
・米国の主要企業の決算発表(モンサント、その他)
・[英国のEU離脱決定]での影響
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、[ECBフォーラム]及び[EU首脳会合]の最終日で、[欧)ドラギECB総裁の発言]も行われる。
また、明日が6月・月末での最後の営業日となる。
米国の経済指標は、[米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]と[米)中古住宅販売保留]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]が予定されている。
先週の為替相場は、23日に行われた英国の国民投票でサプライズ的にEU離脱が決定した事で、金融市場は大混乱となった。英国のEU離脱での影響を懸念し てポンドとユーロを中心に大きく売られた他、世界の株式市場が大きく下落してリスク回避の流れが加速し、円が大きく買われた。ドル円は一時99円割れとな り&ユーロドルは一時1.09前半まで下落した。震源地である英国の通貨ポンドは怒濤の如く売られた。
今週の為替相場は、週明けにポンド売り&ユーロ売り&円買い方向に大きく窓を空けてはじまった。その後、ドル円は戻されてイッテコイも始終上値の重い展開 となり&ユーロドルは安値圏での揉み合いとなり&ポンド絡みの通貨ペアはジリジリと売られ続けた。しかし、昨日の欧米市場からリスク回避の巻き戻しが優勢 となって、ドル円もユーロドルもポンドドルも反発上昇している。
本日は、引き続き、[英国のEU離脱決定]での影響と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や金融当局者や要人による発言、[米)週間原油在庫]にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時00分:米)パウエルFRB理事の発言
→発言内容次第。金融政策に関する言及があれば米ドルが大きく反応しやすい
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第。今後の金融政策や英国のEU離脱に関する言及でユーロが動くキッカケになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・23時30分:米)週間原油在庫
→昨日の欧米市場からリスク回避の巻き戻しが優勢となっているが、引き続き[英国のEU離脱決定]での影響が重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
現状の為替相場は、[英国のEU離脱決定]での影響への注目度が大きすぎて、他の要因は目に入らない感じ
今の段階では、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響は限定的となりやすいか
その他、金融当局者や要人による発言や[米)週間原油在庫]にも注目したい
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は大きなモノになりやすい
■6月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]明け
▼28日に[米)BOE臨時オペ]を控える
▼来週(8日)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼英国のEU離脱決定での影響
▼主要な株式市場の動向
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼日本の為替介入に対する思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(6/27~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(7/4~)→オーストラリアの金融政策発表とユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]明け
▼6月の月末要因
▼7月の月初め要因
▼4日に米国の独立記念日を控える(米国が今週末から連休入り、1日の債券市場が短縮取引となる)
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6月29日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月末(明日が6月・月末での最後の営業日) ・ECBフォーラム(27日~29日開催) ・EU首脳会合(28日・29日開催) ・米国の主要企業の決算発表(モンサント、その他) |
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08:00 | 米)パウエルFRB理事の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | △ | -1.6% | -0.8% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | -1.5% | -0.7% | ||||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | +9.8 | +9.8 | ||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | △ | +15億 | +13億 | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +2.9% | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.3% | ||||||||||
+0.3% | +0.1% | |||||||||||||
21:30 | 米)個人所得 | A | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
↑・個人支出 | +0.4% | +1.0% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.0% | +1.1% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
22:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | -1.1% | +5.1% | ||||||||||
+4.6% | +2.9% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | A | - | -91.7万 | ||||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | - | +6.6% | ||||||||||
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レンジ内でロング及びショートを回転 (※18時過ぎの想定※現在101円前半~102円後半のレンジにあると想定→102円半ば~102円後半で垂れたところをショート及び101円前半~102円前半で反発したところをロングして回転させる事で利益を積み重ねる)
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)