日に日にマーケットの値幅が狭まってきている。ドル円は50ポイントも動かなくなってきており、ユーロドルは相変わらず、いつも同じようなレベルにいる。
ついこの間まではドル円よりもユーロドルのほうが手を出す機会も多かったのだが、ユーロドルの面白さのなさが私からユーロドルをやってみようというインタレストを奪っている。
これは市場参加者みんながそうなのであろう。また昨年の夏からドル円がリスク回避で動くようになったものだから、ドル円ばかりやっている。ユーロ円を含めたユーロ絡みというのは、もう当分やっていないのが実情である。
その中でもなにかやらないといけないのが、トレーダーである。無理にでも理屈をつけてロングかショートかで勝負しないといけない。動かないとは思いながらも、昨日の欧州序盤では原油価格が50ドル台だったので、まだまだリスクテークの方向かなという考えで、ドル円をロングにしてみた。
出来は103.97である。ここから買っていっても、あまり上がらないだろうと思っているのだから、値段をPCの画面で見ていても何の興奮もない。つまらないので売りのOCO注文だけ置いておくことにした。
ニューヨーク時間ではまずはミクロ指標であるGSの決算が発表された。EPSはすこぶる良かったのだが、すでに昼間からグローベックスセッションで米国株は大きく値上がりしてしまっていたので、上昇余地は限られた。だから積極的なリスクテークの動きはない。ドル円は104円台に乗せてくるものの、やはり重い。
高く始まった米国株だったが、その後はひたすら利食い売りに押される一方。ドル円は103円台に逆戻りして、そのまま30ポイントレンジのままで一日を終えることとなった。
私も欲張らずに早めにポジションクローズした。しかし何とも面白くもない相場が続いている。経済イベントなどで一喜一憂でもすれば、まだやりようがあるのだが…。
今日は中国のGDPが出た。プラス6.7%で、実に予想通り。依然としてマーケットは小動きのままだ。ニューヨーク時間でもいくつかの経済指標は出てくるが、残念ながら大きく動きそうもない。まったくつまらないが、これも相場だと我慢するしかない。
日本時間 15時30分
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