本日の為替相場の焦点は、『[米)FOMC]消化後に定まらないドルの方向性』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第2四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】
・21時30分:米)第2四半期雇用コスト指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・26時20分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末
・月末間近(翌営業日が7月・月末での最後の営業日)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・トランプ政権
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱
・地政学リスク
・日本の金融政策
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日及び月末間近(翌営業日が7月・月末での最後の営業日)。
米国の経済指標は、[米)第2四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】]と[米)第2四半期雇用コスト指数]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言]が予定されている他、主要企業の決算発表が相次ぐ。
今週の為替相場は、FOMC金融政策発表を受けて大きくドル売りが加速して、ドル円は112円ちょうど付近から111円前半まで大きく下落し&ユーロドルは1.16前半から1.17後半まで大きく上昇した。しかし翌日の欧米市場でドルの買い戻しが優勢となった他、米国の株式市場の急落や米国の財務長官による為替操作国へ言及を受けて、円買い・ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は一時111円割れまで下落し&ユーロドルは一時1.16半ばまで下落している。
本日は、[米)FOMC]消化後に定まらないドルの方向性と注目度の高い米国の経済指標の発表が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向やトランプ政権への思惑、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、週末及び月末要因にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→ユーロが動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・21時30分:米)第2四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】
・21時30分:米)第2四半期雇用コスト指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・26時20分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
→FOMC消化でドル売りの流れが継続・加速すると思われたが、昨日の欧米市場でドルの買い戻しが優勢に
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響が重要となると思われる
週末金曜日&月末間近
[米)FOMC金融政策発表]後に定まらないドルの方向性を見極めたい
■7月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(7/24~)→米国の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼26日(水)に[米)FOMC金融政策発表]
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼英国や欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼来週(7/31~)→オーストラリアと英国の金融政策発表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼トランプ政権
▼主要な株式市場
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
▼地政学リスク
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7月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・月末間近(翌営業日が7月・月末での最後の営業日) ・英国や欧州の大手金融機関の決算発表→サンタデール、BNPパリバ、UBS、バークレイズ、クレディ・スイス、その他 ・米国の主要企業の決算発表→シェブロン、グッドイヤー、メルク、エクソンモービル、その他 |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -11 | -10 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | △ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.4% | +0.4% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +0.1% | ±0.0% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
日)失業率 | × | 3.0% | 3.1% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.50 | 1.49 | ||||||||||||
08:50 | 日)BOJ主な意見公表(7月19日・20日開催分) | △ | - | - | ||||||||||
日)小売業販売額 | × | +2.4% | +2.0% | |||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | -0.1% | -0.6% | ||||||||||||
10:30 |
豪)第2四半期生産者物価指数 [前期比/前年比] |
△ | - | +0.5% | ||||||||||
- | +1.3% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 106.0 | 105.5 | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.5% | +1.6% | |||||||||||||
南ア)財政収支 | × | +219億 | -212億 | |||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
米)第2四半期GDP【速報値】 | S | +2.7% | +1.4% | |||||||||||
↑・個人消費【速報値】 | +2.8% | +1.1% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【速報値】 | +1.3% | +1.9% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【速報値】 | +0.7% | +2.0% | ||||||||||||
米)第2四半期雇用コスト指数 | BB | +0.6% | +0.8% | |||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 93.1 | 93.1 | ||||||||||
26:20 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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[28日19時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、110円前半~111円後半
・基本戦略は、110円後半~111円前半で戻り目を形成した後に垂れたところでショートポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・111.8レベルまで上昇した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
[28日19時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、1.16半ば~1.18前半
・基本戦略は、1.16後半~1.17半ばで押し目を形成した後に反発したところでロングポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・1.163レベルまで下落した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
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