本日の為替相場の焦点は、『夏枯れ相場の中でのドルの方向性』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・21時30分:加)住宅建設許可
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌7時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・トランプ政権
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・外国人投資家や機関投資家の多くが夏季休暇となる時期
・地政学リスク
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、[米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)週間原油在庫]の公表と[米)10年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、週初に先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル円もユーロドルも方向感なく揉み合いとなっていたが、昨日の欧米市場で円買い・ドル買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円もユーロドルもジリジリと下落している。
本日は、夏枯れ相場の中でのドルの方向性と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、外国人投資家や機関投資家の多くが夏季休暇となる時期である点や米国の金融政策への思惑、地政学リスク、トランプ政権への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→最近の中国の経済指標での金融市場の反応はいまいち
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きめ
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
→薄い商いでの小動きが続くかと思われたが、突如、円買い・ドル買い・ユーロ売りの流れが優勢に
引き続き、夏枯れ相場の中でのドルの方向性に注視したい
注目度の高い米国の経済指標の発表は相場が動くキッカケに使われやすい。先週までは悪い内容でのドル売り方向に反応しやすくなっていたが、今週はどうか
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌7時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→市場のコンセンサスは据え置きが濃厚で、サプライズの可能性は低いが、いずれにせよNZドルが大きく動くキッカケに
■8月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(8/7~)→ニュージーランドの金融政策発表が予定
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼外国人投資家や機関投資家が夏休みとなる時期
▼[米)雇用統計]発表明け
▼来週(8/14~)→オーストラリアとユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼トランプ政権
▼主要な株式市場
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
▼地政学リスク
▼人民元
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
8月9日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・米国の主要企業の決算発表→オフィス・デポ、その他 ・明日に[NZ)RBNZ金融政策発表] |
||||||||||||||
07:35 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | × | - | 96.6 | ||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ○ | +1.5% | +1.5% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | +5.6% | +5.5% | |||||||||||
豪)住宅ローン貸出 | × | +1.5% | +1.0% | |||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -2.8% | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | △ | 20.50万件 | 21.27万件 | ||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -1.9% | +8.9% | ||||||||||
米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】 | A | +0.7% | ±0.0% | |||||||||||
↑・単位労働費用【速報値】 | +1.1% | +2.2% | ||||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 | C | +0.6% | +0.6% | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | AA | - | -152.7万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | A | 230億ドル | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
||||||||||
翌 07:00 |
NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
|
[9日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、109円前半~110円後半
・基本戦略は、109円後半~110円前半で戻り目を形成した後に垂れたところでショートポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・110.7レベルまで上昇した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
[9日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ここまでのドル売り・ユーロ買いの流れに対する巻き戻しが入っていると思われるため、慎重に押し目待ち
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)