本日の為替相場の焦点は、『夏枯れ相場の中でのドルの方向性』と『地政学リスク』、そして『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時00分:米)ダドリー:NY連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・07時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(10日)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・地政学リスク
・トランプ政権
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・外国人投資家や機関投資家の多くが夏季休暇となる時期
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、10日の五十日で、[NZ)RBNZ政策金利&声明発表]及び[NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言]が行われる。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)ダドリー:NY連銀総裁の発言]と[米)30年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、週初こそドル円もユーロドルも方向性のない揉み合いが主体となっていたが、その後に円買い・ドル買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円もユーロドルもジリジリと下落している。
本日は、夏枯れ相場の中でのドルの方向性と地政学リスクが重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の金融政策への思惑、外国人投資家や機関投資家の多くが夏季休暇となる時期である点、トランプ政権への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・07時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→市場のコンセンサスは据え置きが濃厚で、サプライズの可能性は低いが、いずれにせよNZドルが大きく動くキッカケに
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は比較的大きなものになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなものになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時00分:米)ダドリー:NY連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
→東京市場や欧州市場で、円買い・ドル買い・ユーロ売りの流れが加速したが、NY市場で戻した
10日の五十日
引き続き、夏枯れ相場の中でのドルの方向性に注視したい
この時期は、外国人投資家や機関投資家の多くが夏季休暇となる時期のため、チョッピーな動きなどには十分に注意したい
注目度の高い米国の経済指標の発表は相場が動くキッカケに使われやすい。先週までは悪い内容でのドル売り方向に反応しやすくなっていたが、今週はどうか
■8月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(8/7~)→ニュージーランドの金融政策発表が予定
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼外国人投資家や機関投資家が夏休みとなる時期
▼[米)雇用統計]発表明け
▼来週(8/14~)→オーストラリアとユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼トランプ政権
▼主要な株式市場
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
▼地政学リスク
▼人民元
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8月10日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(10日) ・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、エヌビディア、その他 |
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06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
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07:00 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +9% | +7% | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | +3.6% | -3.6% | ||||||||||
-1.1% | +0.6% | |||||||||||||
08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | ±0.0% | ||||||||||
+2.3% | +2.1% | |||||||||||||
10:10 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.1% | ||||||||||
-0.1% | -0.2% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | -0.2% | |||||||||||
+0.6% | +0.4% | |||||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -110.00億 | -118.63億 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.6% | -0.3% | ||||||||||
-2.7% | -0.8% | |||||||||||||
21:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.7% | ||||||||||
- | +3.8% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 24.0万件 | 24.0万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
+2.2% | +2.0% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.1% | +1.9% | |||||||||||||
23:00 | 米)ダドリー:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | A | 150億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | C | -520億 | -902億 | ||||||||||
翌 07:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 56.2 | ||||||||||
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[10日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、109円前半~110円後半
・基本戦略は、109円後半~110円前半で戻り目を形成した後に垂れたところでショートポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・110.7レベルまで上昇した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
[10日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ここまでのドル売り・ユーロ買いの流れに対する巻き戻しが入っていると思われるため、慎重に押し目待ち
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)