先週の金曜日も日本株は乱高下した。株価の不安定さはマーケットにとっては悪材料とみなせる。だから株価の上下にかかわらず、リスク回避の対象になりやすい。
朝がたに113円台で始まったドル円も再び112円台にダイブ。私もドル円の戻り売りを考えていたところなので、ドル円の下げは背中を押してくれることとなった、私も112.92でショートにした。
安いところから売り込んでいくのだから、形の上ではトレンドフォローである。だから相場の反転には気をつけたい。また113円台に戻ってくれば買い戻せばいいや、といった軽い感じ。当面、意識するのは前日の安値である112.74あたりである。
これがものすごく抵抗するようだと、それ以上ポジションを持っているのは危険だ。期待するケースとしては、スンナリとした抜けして、そのままネバーカムバックなのがよい。
アジア時間の午前中にもドル円はした抜けしてきて、なおも頭が重い。日本株も大きく値を下げてきている。これではドル円の戻りも鈍いだろうと思い、ここは売り増しの急所と見て、112.47でも売ってみた。
全体のポジションの損切りは112.75でよいだろう。さきほどした割れしたポイントだ。シコリに伴って逃げのオファーが手前に並んでいそうだからだ。ここまで戻すようならば、あきらめられる。しかしつかない限りは、ちょっと粘りたい。
東京時間の午後も、欧州時間の午前中も、ドル円はだいたい112.40から112.60までの動きとなった。夏時間でなくなっているので、ニューヨークオープンまで間延びする。寝てしまうといけないと思い、利食いも112.15でくっつけておいた。
さすがに111円台にまでは簡単に届かないだろうと思ったわけだが、夜中には111円台に突入していたのである。今週の後半はアメリカと日本が勤労感謝のお休みモード態勢に入るので、マーケットは動かなくなる。勝負は週の前半に絞られることとなる。
日本時間 15時30分
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