昨日の午前中に財務省のほうから報告が上がり、やはり森友文書は書き換えられていたことが判明した。週末から財務省は書き換えを認めるぞと見込まれていただけに、現実になったところで大きな反応はマーケットには見られなかった。
ドル円も下がるには下がったが、106.35あたりまで。リスク回避になる分量は少なくて、日本株の下げも限定的だった。マーケットは今後の不安定さを意識していないかのようだ。
私は夕方から参戦。ファンダメンタルズ的にもリスクオフのほうで構えないといけないと思っているから、ドル円のショートメークで臨む。106.66だ。まあ107円台を付けることはないだろうと思ってはいるものの、万が一の危険を避けるためにも107.00でストップ注文だけは出しておかないといけない。
ここで取ったリスク量、すなわちストップ幅の2倍はリターンを狙いたい。最初の目標は105円台に突入だが、106円台の前半でもよいだろう。昼間の押し目を抜けているのを期待している。
昨日から米国市場はサマータイム入り。だからイベントなどの時間がそれぞれ1時間だけ早まるのだが、昨日はイベントの少ない日であった。ニューヨーク株は最初は堅調に始まったが、対EUとの関税をどうするのかなどに結論が出てこなかったので、市場はリスク回避を促すこととなった。
米国株は反落して終了。しかし為替相場への影響は微小であって、ドル円はニューヨーク時間では20ポイントほどしか動かなかった。それでもドル円はほぼ安値圏でステイしていたので、早朝になって私は自分のショートを106.37で買い戻した。
今日もドル円は重い足取りだ。やはりどこかで再びショートに振っていく必要があろう。ちょっと遠い感じもしないでもないが、105円台へ突入と同時にショートにするようなストップエンター方式でいいのではないだろうか。
日本時間 15時30分
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