本日の為替相場の焦点は、『直近で強まっているドル買いの流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・6月月末・四半期末(6月・月末での最後の営業日)
・EU首脳会議(28日・29日開催)
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・米中貿易戦争懸念
・米国の金融政策
・トランプ政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・北朝鮮情勢
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・トルコの政局
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策
・イタリア債務
・英国のEU離脱
・欧州の政局
・新興国リスク
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日かつ6月月末・四半期末(6月・月末での最後の営業日)。
本日の米国の経済指標は、[個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]と[シカゴ購買部協会景気指数]、[ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]がメイン。
一方で、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週初から米中貿易戦争懸念が高まった事によりリスク回避の流れが優勢となって、ドル円は一時109円半ばまで下落し、ユーロドルは1.17前半まで上昇したが、その後に金融市場の反発が優勢となって、リスク回避の巻き戻し及びドル買いの流れが強まった事により、ドル円は一時110円後半まで上昇し、ユーロドルは一時1.15半ばまで下落している。
本日は、直近で強まっているドル買いの流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や米国の金融政策への思惑、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、トランプ政権による発表や決定及び発言、6月の月末要因(月末・四半期末)、週末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなものになりやすい
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が本格的に動き出すキッカケに
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→引き続き、直近で強まっているドル買いの流れがどうなるかがキモ
ここ最近の一連の流れの根底には米国の追加利上げ観測による金融市場への影響があると思われ、為替相場的には米長期金利でのドルの方向性と合わせてシッカリと見極めたい局面
週末金曜日かつ6月月末・四半期末(6月・月末での最後の営業日)
6月の月末要因(月末・四半期末)や週末要因には要注意
また、米国の経済指標や中長期国債の入札は金融市場が動くキッカケやブースターになりやすい
■6月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/25~)に、ニュージーランドの金融政策の発表を予定
▼来週(7/2~)に、オーストラリアの金融政策の発表と米国の議事録の公表を予定
▼トルコ大統領選挙&総選挙(24日実施)明け
▼6月の月末・四半期末要因
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼米中貿易戦争懸念
▼米国の金融政策
▼トランプ政権による発表や決定及び発言
▼北朝鮮情勢
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼イタリア債務懸念
▼日本の金融政策
▼欧州政局不安
▼新興国リスク
▼英国のEU離脱
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6月29日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・6月月末・四半期末(6月・月末での最後の営業日) ・EU首脳会議(28日・29日開催) |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | -3.7% | ||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -7 | -7 | ||||||||||
08:30 | 日)東京消費者物価指数 | △ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.6% | +0.5% | ||||||||||||
日)失業率 | × | 2.5% | 2.5% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.59 | 1.59 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | -1.0% | +0.5% | ||||||||||
+3.4% | +2.6% | |||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -5.7% | +0.3% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +4.0% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | -0.5% | +2.3% | ||||||||||
+1.9% | +1.2% | |||||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.9% | +0.6% | |||||||||||
+2.4% | +0.6% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 99.7 | 100.0 | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | △ | 5.2% | 5.2% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.8万人 | -1.1万人 | ||||||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+1.2% | +1.2% | |||||||||||||
英)第1四半期経常収支 | ○ | -179億 | -184億 | |||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +15億 | +18億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +2.0% | +1.9% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | +58億 | +11億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | - | -437億 | |||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | ±0.0% | +0.3% | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | +0.9% | +0.5% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | - | +0.7% | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.4% | +0.3% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.4% | +0.6% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +2.2% | +2.0% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.9% | +1.8% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 60.0 | 62.7 | ||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 99.0 | 99.3 | ||||||||||
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[29日9時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→週末・月末・四半期末の為、様子見で
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[29日9時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→週末・月末・四半期末の為、様子見で
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・持ち越したポジションはなし
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