本日の為替相場の焦点は、『直近で強まっているドル買いの流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時45分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)7年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
注目度の高いものの発表はない。
経済指標及び要人発言以外では、
・6月月末・四半期末(明日は6月・月末での最後の営業日)
・EU首脳会議(28日・29日開催)
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・米中貿易戦争懸念
・米国の金融政策
・トランプ政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・北朝鮮情勢
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・トルコの政局
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策
・イタリア債務
・英国のEU離脱
・欧州の政局
・新興国リスク
などが重要となる。
★★★
本日は、RBNZ金融政策発表が行われる。
また、明日は6月・月末での最後の営業日となる。
本日の米国の経済指標は、[新規失業保険申請件数]と[第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】]がメイン。
一方で、経済指標以外のイベントは、[7年債入札]の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初から米中貿易戦争懸念が高まった事によりリスク回避の流れが優勢となって、ドル円は一時109円半ばまで下落し、ユーロドルは1.17前半まで上昇したが、その後に反発が優勢となってドル買いの流れが強まった事により、ドル円は110円前半まで上昇し、ユーロドルは1.15半ばまで下落している。
本日は、直近で強まっているドル買いの流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や米国の金融政策への思惑、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、トランプ政権による発表や決定及び発言、6月の月末要因(月末・四半期末)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時45分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)7年債入札
→週初から米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れは一旦収束に向かっている感じ
ここからは、直近で強まっているドル買いの流れがどうなるかがキモ
ここ最近の一連の流れの根底には米国の追加利上げ観測による金融市場への影響があると思われ、為替相場的には米長期金利でのドルの方向性と合わせてシッカリと見極めたい局面
また、米国の経済指標や中長期国債の入札は金融市場が動くキッカケやブースターになりやすい
■6月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/25~)に、ニュージーランドの金融政策の発表を予定
▼来週(7/2~)に、オーストラリアの金融政策の発表と米国の議事録の公表を予定
▼トルコ大統領選挙&総選挙(24日実施)明け
▼6月の月末・四半期末要因
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼米中貿易戦争懸念
▼米国の金融政策
▼トランプ政権による発表や決定及び発言
▼北朝鮮情勢
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼イタリア債務懸念
▼日本の金融政策
▼欧州政局不安
▼新興国リスク
▼英国のEU離脱
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6月28日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・6月月末・四半期末(明日は6月・月末での最後の営業日) ・EU首脳会議(28日・29日開催) |
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06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
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08:50 | 日)小売業販売額 | × | +1.4% | +1.6% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | -1.0% | -0.8% | ||||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | +10.6 | +10.7 | ||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +1.0% | ||||||||||
+4.4% | +4.4% | |||||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.5% | ||||||||||
+2.1% | +2.2% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 22.0万件 | 21.8万件 | ||||||||||
米)第1四半期GDP【確報値】 | S | +2.2% | +2.2% | |||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +1.0% | +1.0% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +1.9% | +1.9% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | - | +2.3% | ||||||||||||
22:30 | 英)ホールデンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
23:45 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
24:00 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 | C | +26 | +29 | ||||||||||
25:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | AA | 300億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | × | - | -3.7% | ||||||||||
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[28日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転する事で利益を狙う(109円前半~110円後半でのレンジ推移を想定)
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[28日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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