11月26日(水)◆『明日に感謝祭を控える点』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は以下の3点。
『米国の経済指標』
『明日に感謝祭を控える点』
『NY株式市場の動向』

本日は、米国の経済指標を数多く控えるが、その中でも特に「耐久財受注」と「新築住宅販売件数」への注目度が高い。

「耐久財受注」とは、設備投資の先行指標で、新規受注/出荷/在庫/受注残高などから構成。新規受注の中でも特に注目されるのが非国防資本財受注。ブレの大きな航空機を除いた部分が重要視される。
「新築住宅販売件数」とは、販売された新築住宅の署名ベースでの件数を表す。景気動向との関連性が深く、先行指標としても重要。住宅動向は現在の金融不安の根本となる問題でもあり、出尽くし感もある一方で、注目度は依然として高い。
その他、最近注目度が増している「新規失業保険申請件数」に大きく反応する可能性もある。

「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。
NY株式市場の上下に為替相場が大きく振られる傾向が継続している為、監視を続けたい。

また、明日27日が「米国が感謝祭で休場となる点」に最大限の注意を払いたい。
米国は債券市場が短縮取引となる他、為替相場もNY午後には閑散とする可能性が高い。感謝祭は米国にとって一大イベント。休日前のポジション調整からか、先週末からドル売りが加速している点には要注意だ。

■本日のトレード用のエサ
18時30分：英)第3四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコア・デフレータ
22時30分：米)耐久財受注/【除輸送用機器】
22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
23時30分：NY株式市場オープン
23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
24時00分：米)新築住宅販売件数

■今週の為替相場の焦点
・米自動車業界の救済策の行方
・シティグループの経営問題
・年末商戦への思惑
・27日に感謝祭が控える点
・NY株式市場の動向
・米国の経済指標
・オバマ政権への期待

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11月26日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米債券市場が短縮取引(感謝祭前) ・27日は米国が感謝祭で祝日(NY株式市場も休場)
未定		独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比]	△	-0.3％	-0.2%
				+1.6%	+2.4%
16:00		独)輸入物価指数	×	-1.4%	-1.0%
18:30		南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.2%
				+12.4%	+13.1%
		南ア)CPIX [前月比/前年比]		+0.3%	+0.1%
				+12.5%	+13.0
		英)第3四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	○	-0.5%	-0.5%
				+0.3%	+0.3%
		↑・個人消費【改定値】		-0.3%	-0.1%
		日)白川日銀総裁の講演	△	要人発言
21:00		米)MBA住宅ローン申請件数	C	-	-6.2%
22:30		米)個人所得	A	+0.1%	+0.2%
		↑・個人支出		-1.0%	-0.3%
		↑・PCEデフレータ		+3.3%	+4.2%
		↑・PCEコア・デフレータ [前月比/前年比]		±0.0%	+0.2%
				+2.2%	+2.4%
		米)耐久財受注	AA	-3.0%	+0.8%
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		-1.6%	-1.1%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	53.7万件	54.2万件
23:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	37.0	37.8
23:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】	A	57.5	57.9
24:00		米)新築住宅販売件数	AA	44.1万件	46.4万件
24:35		米)週間原油在庫	BB	-	+160万
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

米感謝祭入りで様子見

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