羊飼い

7月26日(月)★週明け。『欧州銀ストレステスト結果発表明けでの影響』と『米・新築住宅販売件数』、そして『NYダウの動向』に注目！

2010年07月26日(月)07:30公開 [2010年07月26日(月)07:30更新]

本日の為替相場の焦点は、『欧州銀ストレステスト結果発表明けでの影響』と『米・新築住宅販売件数』、そして『NYダウの動向』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)新築住宅販売件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)第2四半期生産者物価指数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週明け要因」
・「欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明けでの影響」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気悪化懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
などの要因に注意したい。

★★★

週明け月曜日。
今週は、まず最初に「欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明け」での影響に注視したい。

米国の経済指標は、「新築住宅販売件数」がメイン。
現在、米国の住宅動向への注目度が高まっているため、その内容にはいつも以上に注目を集めている。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。

直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイント。NYダウを中心とした世界の株式市場の方向性は当然のこと、日々の挙動からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り・ユーロ買い優勢の流れ」の行方も非常に重要となっている。

今週は、「注目度の高い経済指標の発表」も複数予定されている他、次回FOMCの叩き台となる「ベージュブック(地区連銀経済報告)」や相次ぐ「米国債入札」の状況なども重要。
その他、「米国の主要企業や大手金融機関の決算」や「欧州の大手金融機関の決算」にも注目度が高い。
更には、今週が7月の月末に当たる週であることから、「月末要因やポジション調整」などにも気を付けたい。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)第2四半期生産者物価指数

・23時00分：米)新築住宅販売件数
→FOMC議事録後、住宅指標の内容に注目が集まっている。まずはその内容に注視したい。その後は、週明けのNYダウ次第か。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週明け要因
・欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明けでの影響
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気悪化懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安

7月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明けでの影響
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼7月の月末要因
▼欧州の大手金融機関の決算

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7月26日(月)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・週明け月曜日
・欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明け
・米国の主要企業の決算発表

08:01

英)ホームトラック住宅調査
[前月比/前年比]

+0.1%

+2.1%

08:50

日)通関ベース貿易収支

+6700億

+3242億

10:30

豪)第2四半期生産者物価指数
[前期比/前年比]

○

+0.8%

+1.0%

+1.5%

-0.1%

23:00

米)新築住宅販売件数

32.0万件

30.0万件

普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。
指標ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	指標部分についての免罪事項及びご利用上注意点