7月23日(金)■『米国の株式市場の動向』と『欧州の金融機関へのストレステストの結果公表』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場の動向』と『欧州の金融機関へのストレステストの結果公表』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いモノの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「独)IFO景況指数」
・「英)第2四半期GDP【速報値】」
・「加)消費者物価指数＆【コア】」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週末要因」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念など)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
などの要因に注意したい。

★★★

週末金曜日。

本日は、「注目度の高い米国の経済指標の発表はない」が、「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」や「欧州の金融機関へのストレステストの結果」に大きな注目が集まる。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。

直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイントとなっている。NYダウを中心とした世界の株式市場の方向性は当然のこと、日々の挙動からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念など)」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り・ユーロ買い優勢の流れ」の行方も重要となっている。

また、本日は週末金曜日であることから、「週末要因」や「ポジション調整」にも十分に気を付けたい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・17時00分：独)IFO景況指数
→ユーロを動かすキッカケになりやすい

・17時30分：英)第2四半期GDP【速報値】
→その内容は、ポンドに大きな影響を与える

・20時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
→結果での仮名ドルへの影響は大きめ

・25時00分：欧)金融機関へのストレステストの結果
→今週のメイン注目材料のひとつ。発表結果は直後と今後のユーロの動向に大きな影響を与えるだろう

※注目度の高い米国の経済指標の発表はなし
→まずは、25時に発表予定の欧州の金融機関に対するストレステストの結果に大きな注目が集まる。その後は、引き続きNYダウの動向が主導しやすいか。週末なので週末要因やポジション調整にも注意

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念など)
・欧州の財政懸念や信用不安


7月19日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方
▼バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】
▼欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果が発表される)
▼米国を中心とした主要な経済指標の内容
▼米国の大手金融機関の決算発表
▼米国の主要企業の決算発表
▼米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本は19日が祝日で20日に連休明けとなる点
▼中国の景気動向への思惑

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7月23日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・欧州の金融機関へのストレステストの結果を公表日 ・米国の主要企業の決算発表→アマゾン、ハネウェル、マクドナルド、シュルンベルジェ、ベライゾン・コミュニケーションズ、キンバリー・クラーク、その他
10:30		豪)第2四半期輸入物価指数 [前期比/前年比]	△	+1.0%	+0.3%
				+13.5%	+3.8%
15:45		仏)消費者支出	×	+0.3%	+0.7%
16:15		欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言	△	要人発言
17:00		独)IFO景況指数	◎	101.5	101.8
		↑・IFO現況指数		101.7	101.1
		↑・IFO景気期待指数		101.5	102.4
17:30		英)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	◎	+0.6%	+0.3%
				+1.1%	-0.2%
20:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	±0.0%	+0.3%
				+1.0%	+1.4%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.3%
				+1.9%	+1.8%
-		米)特になし	-	-	-
25:00		欧)金融機関へのストレステストの結果	◎	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

基本的には、押し目買いで超短期的に回転。ただ、NYダウ次第では、ロングもショートも。

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ストレステスト絡みの変動に上手く追随したい。基本、ビッグイベントのため臨機応変対応だが、どちらかと言えば、ロングヨリ。

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