本日の為替相場の焦点は、『民主党の代表選挙での影響』と『NYダウの動向』、そして『米国の小売売上高の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)小売売上高&【除自動車】」
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
・「欧)鉱工業生産」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「加)カーニーBOC総裁の発言」
・「独)ウェーバー独連銀総裁の発言」
・「民主党の代表選挙での影響」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
・「21日に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
本日の「米国の経済指標」は、「小売売上高&【除自動車】」がメイン。
米国以外でも、注目度の高い経済指標の発表が相次ぐ他、日本で「民主党の代表選挙」が実施される点も大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場では、
「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持っているため、引き続き注意したい。
また、「円高牽制発言や介入警戒感」、「欧州の財政懸念や信用不安」なども、引き続き変動要因になりやすい。
更には、来週21日に「FOMC」を控えることから、米国の「金融政策(追加金融緩和策実施など)」や「景気先行き」に対する思惑なども要注意ポイントとなる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)小売売上高&【除自動車】
→発表内容でのNZドルへの影響力は大きい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→インパクト大
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)鉱工業生産
→ドイツのZEWがメイン。その反応で結果に対する現在の相場のユーロの方向性を確認したい
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
→本日のメイン。その結果における反応は大きくなりやすい
▼その他の本日の注目材料や注目点
・民主党の代表選挙での影響
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安
・円高牽制発言や介入警戒感での反応
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
・21日に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点
9月13日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼21日にFOMC政策金利&声明発表を控える点
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼民主党の代表選挙への思惑と結果を受けての反応
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼20日が日本の祝日で、今週末に連休入りする点
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9月14日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・民主党の代表選挙 ・米国の主要企業の決算発表 |
|||||||||||
07:45 | NZ)小売売上高 | ◎ | ±0.0% | +0.9% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.1% | +1.5% | |||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -12% | -8% | |||||||
英)ネーションワイド消費者信頼感 | △ | 60 | 56 | ||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +5 | |||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +2 | |||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | - | +0.3% | |||||||
- | +14.8% | ||||||||||
日)稼働率指数【確報値】 | × | - | -2.1% | ||||||||
14:30 | 仏)消費者物価指数 | × | +1.5% | +1.7% | |||||||
15:00 |
独)卸売物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.3% | -0.3% | |||||||
+4.9% | +5.3% | ||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | -0.2% | |||||||
+3.0% | +3.1% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +2.5% | +2.6% | |||||||||
英)DCLG住宅価格 | × | +8.4% | +9.9% | ||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | -0.2% | ||||||||
+4.6% | +4.8% | ||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +4.6% | +4.8% | |||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | 10.0 | 14.0 | |||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | 14.5 | 15.8 | ||||||||
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.1% | ||||||||
+8.0% | +8.2% | ||||||||||
19:00 | 英)ウィールMPC委員の議会証言 | △ | 要人発言 | ||||||||
21:30 | 加)第2四半期労働生産率 | △ | -0.5% | +0.7% | |||||||
加)第2四半期設備稼働率 | × | +75.5% | +74.2% | ||||||||
加)新車販売台数 | × | +1.0% | +2.5% | ||||||||
米)小売売上高 | S | +0.3% | +0.4% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.3% | +0.2% | |||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.5% | +0.3% | |||||||
米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | 44.0 | 43.6 | ||||||||
24:00 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
独)ウェーバー独連銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||
24:15 | 欧)レーン欧州委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
|
円買い加速に注視。米・小売売上高発表時の変動狙いも
米・小売売上高発表時の変動狙いとNYダウ主導での方向性がメイン
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